以前、既に取得している独自ドメインでGoogleアカウントを作成する方法をご紹介しました。

 

今回、このアカウントで有料版のGoogle Meetを使いたいと思ったのですが、なかなか情報がなく手こずりましたので、備忘録がてらやり方を紹介します。

目次

オンラインミーティングツールとしてのGoogle Meet

ミーティングツールの時間制限

オンライン打ち合わせツールとして最もメジャーなのはZoomかと思います。

Zoomはもともと1対1のミーティングは時間無制限でした。

ところが、最近1対1のミーティングでも40分の時間制限が設けられてしまいました。

他のツールではteamsが1時間、Google Meetは1対1なら無制限、3人以上は1時間という時間制限があります。

 

時間が来るとプツッと画像が切れて強制的にミーティングが終了してしまいます。

対処法としては、事前にリンクを2つ作っておき、時間が来たらもうひとつのリンクから入ってもらうという方法もあります。

 

ただ、やはり手間ではありますし、会話が中断してしまいます。

スマートにやるなら打ち合わせツールを有料化するという選択になるでしょう。

ミーティングツールの比較

個人的な使いやすさとしては、teamsはお客様が初めて使うときにはミーティングの入り方がわかりづらく、ちょっと面倒ではあります。

Zoomは最近Googleカレンダーから直接リンクが作れるようになったため、開催側もかなり使いやすくなりました。

Google Meetは最初からGoogleカレンダーからリンクを作成でき、参加者側もリンクをクリックするだけでミーティングに参加できます。

スマホからの場合はアプリが必要ですが、パソコンからの場合はアプリ不要でブラウザから参加できます。

僕の経験上は画像や音声もかなり安定しているイメージです。

 

料金は一番安いプランでZoomが2,200円、teamsが1,284円、Google Meetは748円です。

Google Meetの一番安いプラン(Business Starter)は会議の録画ができないというデメリットがありますが、

「とりあえず1対1または3人以上のミーティングを時間制限なくできればいい」という場合には、Google Meetは有力な選択肢になります。

 

僕の場合、もともとお客様でもGoogle Meetをお使いの方が多かったこともあり、今回Google Meetを有料で使うことにしました。

Google Workspaceの申し込み

Google Meetの時間制限を外すには、Google Workspaceというサービスに申し込む必要があります。

一番安いBusiness Starterはこちらのページの一番左のプランです。

Google Workspace(旧称 G Suite): お支払いプラン

 

なお、ビジネスアカウントで申し込む場合は、そのアカウントのプロファイルでChromeを開いていた方が操作がしやすいです。(僕の場合、別のアカウントで開いていたらなかなかログインできなくて困りました…)

 

まずは、上記のページのBusiness Starterの「使ってみる」をクリックします。

Business Starterの申し込み  

ビジネス名(法人アカウントであれば会社名で良いかと)、従業員数、地域を選択して「次へ」をクリックします。

従業員数等の選択

Google Workspaceの管理者になる人(自分)の名前と、現在すでに使っているメールアドレスを入力します。

メールアドレスの入力

以下のような画面になりますので、「使用できるドメインがある」をクリックします。

ドメインの有無を選択

ドメイン(「〇〇.com」など)を入力して「次へ」をクリックします。

Google Workspaceで使うドメインを入力

Google Workspaceの初期設定

次は、ドメインの保護設定を行います。

以下のような画面になるかと思いますので、「次へ」をクリックします。

ドメインの保護設定

ここからがちょっととっつきにくいのですが、指示に従って進めばできるかと思います。

サーバーでDNS設定をする

僕はサーバーはmixhostを使っていますので、mixhostの場合で説明します。

mixhostでのDNSレコードの設定

以下のようなページになっているかと思いますので、別タブでmixhostのマイページにログインし、コントロールパネルにログインします。(マイページ左側のアクションの中の「cPanelにログイン」)

 

真ん中ら辺までスクロールしたところの「ドメイン」の中の「Zone Editor」をクリックします。

mixhostでコントロールパネルにログイン

ここで、さきほどのGoogle Workspaceのタブに戻り、「手順2へ移動」をクリックします。

以下のようにTXT値、TTLが表示されていますので、これをmixhostの方で設定します。

レコードの確認

今回設定するドメインをクリックし、右の「レコードの追加」をクリックします。

「種類」を「TXT」にし、さきほど表示されていたコードを「TTL」「レコード」の欄にコピペして「レコードの追加」を押します。

僕の場合、「名前」のところは「ドメイン名.」と最後にドットを付ければ大丈夫でした。

mixhostでレコードを追加

右上に「成功」と出ればOKです。

 

Google Workspaceのタブに戻り、5分ほど経って以下のように表示されれば完了です。

ドメインが無事に保護された

右下の「続行」をクリックします。

 

ここまででGoogle Meetは使えるようになっています。

Google Workspace管理画面の右側のメニューから、無料版と同様にして使うことができます。

有料版Google Meetが使えるようになった

なお、他の設定の「ユーザーの追加」はひとりで使う場合には不要です。

「Gmailの有効化」ですが、こちらはすでに独自ドメインのメールアドレスでメールの送受信をしている場合には不要かと思います。

(アカウントを複数人で使う場合で、管理者アドレスでもメールの送受信をする場合は設定した方が良いかと)

 

ちなみに、僕は独自ドメインアドレス宛のメールはmixhostのサーバーで受信し、そのメールをプライベートアドレスのGmailで送受信できるように設定しています。

支払いの設定

14日間の試用期間後もGoogle Workspaceを使い続ける予定であれば、支払いの設定もしておきます。

左のメニューの「お支払い」をクリックし、

Google Workspaceで支払い方法の設定

サブスクリプションをクリック、

サブスクリプションを選択

「開始」をクリック、

開始をクリック

「ご購入手続き」をクリックし、

ご購入手続きをクリック

請求先住所などを入れていきます。

請求先住所の入力

法人アカウントで、個人のカードで立て替える場合は、個人のカード情報や住所を入れれば問題ありません。

個人カードも支払いに設定できる

これでGoogle Meetの有料化は完了です。

Google Meet有料化が完了

3人以上でも時間制限なく使うことができます。

サービスメニュー

Postscript執筆後記

昨日は初めてレンジでスパイスカレーを作ってみました。
素材の分量を間違えてしまい若干味が薄かったですが、また挑戦します。

Something New一日一新

ニチガス申し込み
法人アカウントでGoogle Meetのリンク作成
レンジでスパイスキーマカレー

\本を出版しました/

\セルフマガジン無料送付/

Seiji Aihara / 相原 征爾

Seiji Aihara / 相原 征爾

お金・時間・やりがいなどのバランスを取り人生を楽しむことをサポートする税理士・ミュージシャン・ひとり社長。
ブログ「FAVPRESSO」では生き方・ミニマリズム・ひとり仕事の効率化・音楽・おすすめアイテムなどについて発信。

得意な仕事はクラウド会計の導入・ペーパーレス化・経理業務効率化・各種シミュレーション・独立支援・デザインに関するコンサルティング・アコギの初め方サポートなど。
遠方・オンライン・スポット対応可能です。
簿記がわからなくても、一から経理ができるようにお伝えします。
Windows・Mac両対応。

音楽、映画、インターネット、カレー、クラフトビールが大好き。
名刺、ロゴ、WordPressテーマ、本の表紙から音楽まで自作する、自称超クリエイティブ。

詳しいプロフィールはこちら
税理士事務所のHP・サービス一覧はこちら

著書 【Amazon】著書一覧