e-Taxソフト(ダウンロード版)をWindows PCにインストールする方法。
e-Taxソフト(ダウンロード版)の概要と、そのインストール方法の紹介です。
目次
e-TaxソフトにはWEB版とダウンロード版がある
e-TaxソフトにはWEB版とダウンロード版の2種類があります。
機能としては概ね一緒ですが、ダウンロード版はWindowsでしか使えず、かつ、最新のWindows 11にはまだ対応していません。
基本的にはWEB版の方が使いやすく、Macでも使えるためこちらを使うことをおすすめしています。
ただ、ダウンロード版でしかできないこともあります。
たとえば、「租税条約に関する届出書」はe-Taxでも提出できるようになりましたが、こちらのPDFのみで送信するようなものは、僕が確認した限りダウンロード版のe-Taxでしかできないようです。
普段はWEB版だけあれば十分ですが、必要に応じてダウンロード版もお使いただければと思います。
今回はe-Taxソフト(ダウンロード版)のダウンロード方法と、試しにe-Taxにログインするためのパスワードを変更する方法をご紹介します。
e-Taxソフト(ダウンロード版)のインストール方法
今回はOSはWindows 10、ブラウザはGoogle Chromeを使います。
なお、e-Taxを使うのが初めての場合、e-Taxの開始届(利用識別番号を取る)の手続きをやっておく必要があります。
まずは、e-Taxソフトのダウンロードページにアクセスします。
下にスクロールしていき、「(4)e-Taxソフトのダウンロード」の「e-Taxソフト(共通プログラム)のインストーラ」をクリックしてください。
インストーラのダウンロードが終わったら、インストーラをクリックします。
以下のような画面が出ますので、他のアプリケーションを終了して「次へ」をクリックします。
使用許諾書を読み、「同意します」にチェックを入れ「次へ」をクリックします。
インストール先を選択し、「次へ」をクリックします。(特に希望がなければそのままで大丈夫です)
「インストール」をクリックします。
次の画面が出たら、「完了」を押します。
「OK」を押します。
「OK」を押します。
今回は「OK」をクリックして次に進みます。
実際に届出書などを作成する場合には、該当の税目の「追加インストール」が必要です。
今回は「キャンセル」をクリックします。
少し待つとe-Taxソフトが起動し、以下の画面が表示されます。
今回は「マイナンバーカードを利用しない」を選択し、「次へ」をクリックします。
この後、以下の画面になりますので、利用者識別番号と利用者名(氏名または法人名)を入力して新規データを作成します。
すでに作成してあるファイルを取り込んで使う場合は、「キャンセル」→「OK」をクリックし、左のメニューの「作成済みファイルを選択」をクリックします。
以下の画面で「既存の利用者ファイルを探して開く」または「過去に開いた利用者ファイル一覧から選んで開く」を選択し、「OKを押します。」
次の画面でパソコンの中のフォルダからファイルを指定し、「開く」をクリックします。
利用者ファイルはDropboxなどに保存しておくと、パソコンの買い替えのときにも便利です。
e-Taxソフト(ダウンロード版)で暗証番号を変更
試しに、e-Taxソフトで暗証番号を変更してみます。
なお、暗証番号変更はWEB版e-Taxの受付システムでも行うことは可能です。
左のメニューの「利用者情報登録」をクリックし、「暗証番号変更」をクリックします。
「インターネット接続確認」が出ますので、「OK」を押します。
「暗証番号の入力」という画面で「利用識別番号と暗証番号によるログイン」にチェックを入れ、現在の暗証番号を入れて「OK」をクリックします。
「電子証明書が登録されていません」と出ますが、今回はスキップします。
以下の画面で「更新前暗証番号」「新暗証番号」を入れ、「OK」を押せば完了です。
なお、電子証明書を使った手続きをする場合は、e-Taxソフトのダウンロードページから「ルート証明書等のインストール」もあわせて行う必要があります。
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Postscript執筆後記
今日は個別コンサルティング。非居住者関係、経理効率化についてでした。
Something New一日一新
個別コンサルティング(受ける方)秦基博 「鱗」 カバー
松任谷由実 「卒業写真」 カバー