Amazonで電子書籍「独立して人生を楽しむ方法」を出版しました。

目次

一番考えてきたこと

少し前から、何となく「本を出したいな」と考えていました。

最初の出版のテーマを何にするか迷ったのですが、「自分が一番考えてきたこと、やってきたことって何だろう?」と考えたときに、思いついたのが「独立」でした。

 

ぼんやりと独立について考え始めたのは20歳のとき。

26歳ごろから真剣に独立について学び始め、33歳で独立しました。

独立までにずいぶんと時間はかかってしまいましたが、それだけ独立についてはずっと考えてきており、今も考えて続けています。

独立してから日が浅いものの、

  • これから独立しようと思っている方
  • 独立を迷われている方
  • 独立という選択肢がなかった方
  • 「自分には独立なんて無理」と思われている方

のためなら、少しでもお役に立てるのではないかと思い、今回の執筆に至りました。

 

本書の内容は、以下のようになっています。

 

第1章 なぜ独立なのか

働き方改革に意味はない
転職を繰り返しても理想にたどりつけない
ストレス解消は根本的な解決にならない
独立すれば全て自分次第
ストレスに弱い人、嫌なことが多い人ほど独立向き
自分は「仕事ができない人間」だと思っていませんか?
環境を作る側の人間になろう
お客様から直接お金をいただく喜び
価値のある仕事だけに集中できる

 

第2章 独立するためにやっておきたいこと・必要なマインド

独立後、何を仕事にするか
「やりたくないこと」を明確にする
「やりたいこと」「できること」の見つけ方
「嫌なことから逃げたい」は最強のモチベーション
独立に資格は必要か?
独立に経験は必要か?
独立前にやっておいた方がいいこと
ロールモデルを見つけよう
人脈は必ずしも必要ない
独立するならひとりで
いくら貯金すれば良いか
副業は独立を見据えてやる

 

第3章 独立後の不安を軽減し、最短で軌道に乗せる

強みは独立してからでないとわからない
強みを組み合わせてオンリーワンになろう
「差」があればそれだけで仕事になる
まずは徹底的に真似してみる
自分のメディアを持とう
SNSは自分にあったものだけ使えばOK
電話は使わなくていい
オフィスはいらない
人は雇わなくていい
仕事をさぼらないか?という不安
わからないことがあったらどうするか
食べていける前こそ仕事を選ぼう
食べていけるまでの時間稼ぎ
自分で経理をしよう
廃業した知り合いはゼロ
いくらでも方向転換できる

「独立」という選択肢に救われた

独立した一番の理由は、「組織に向かなかったから」。

最初に「組織に向いていないかも」と思ったのは、大学時代のアルバイトです。

初めてのアルバイトで、「組織の中で仕事をする」ということを初めて経験しました。

そのバイト先は、特段人間関係が悪かったわけではないのですが、何となく「組織の人間関係ってやっぱりめんどくさいな」と思ったのです。

 

次のアルバイトは、典型的な“上司と合わないパターン”でした。

バイトが嫌過ぎて、バイトに行く前は毎回お腹が痛くなっていました。

最後の方は胃薬を飲んで出勤していたくらいです。

 

このとき、「直属の上司と合わないと仕事はかなり厳しくなる」ということを早くも経験することができました。

面接では、お互い良い顔をしますので、やはり職場の人間関係というのは入ってみないとわからないものです。

「また今後も今回と同じような思いをするのは嫌だな」

と思い、それならば、将来は「上司がいない状態」「自分がトップの状態」を作れば良い、つまり、独立すれば良いと考えるようになりました。

 

そこで、色々調べて考えた結果、目指すことにしたのが「税理士」という資格です。

当時はものすごく安易で、税理士試験の大変さを全く理解していませんでした。

ですので、最初の科目合格までにも時間がかかっていますが、最後まで諦めずにやり遂げることができたのは、「独立」という目標があったからです。

 

税理士試験最後の年は、働きながら2科目に合格しました。

当時は、働いていた職場が嫌で「早くここから抜け出したい」と強く思っていました。

「税理士試験に受かれば独立という切符が手に入る」

言い換えれば、

「税理士試験に受からなければ、一生このまま」

という危機感が、試験へのモチベーションを高めてくれたのです。

おそらく、人生に「独立」という選択肢がなければ、税理士試験に受かっていなかったと思います。

戦略的に色々勉強し、挑戦し、行動することもできなかったでしょう。

ある意味当たり前ですが、独立もできなかったはずです。

 

もちろん、独立がベストというわけではなく、万人にすすめられるものでもありません。

会社で上手くやれるのであれば、絶対に会社員の方が良いです。

それでも、僕のように人付き合いが苦手でも、不器用で要領が悪くても、

「独立という選択肢もある」

「実際に独立できる」

ということをお伝えしたくて、この本を書きました。

見切り発車でもいい

もうひとつお伝えしたかったのが、「独立は見切り発車でもいい」ということです。

もちろん「準備万端で独立」という方がかっこいいですし、理想ではあります。

しかし、いつになったら独立の準備は完璧になるのでしょうか。

 

すべての物事に言えますが、完璧という状態はありえません。

いくら勉強しても、いくら経験を積んでも、わからないことは必ず出てきます。

知識も経験も十分になるのを待っていては、結局いつになっても独立できないでしょう。

僕も含め、周りの方を見ていると「お客様ゼロ」「貯金もほとんどなし」という無謀な状態で独立している方がほとんどです。

そんな一見綱渡りのような道でも、何とかなるものです。

もちろん、独立は全く楽ではなく、大変なことも沢山あります。

そんな金銭面・メンタル面などの大変さを少しでも軽減する方法・考え方も盛り込みました。

 

「“独立できる状態”だから独立する」でなくても、別に良いのではないかと思います。

そもそも、独立前の場合、何が本当にやりたいのか、何が自分の強みなのか良く分からないことも多いものです。

実際に独立した今、本当にやりたいことや、強みは独立後の方が見つけやすく、磨きやすいと感じます。

 

会社員生活がストレスフルな状態である場合、心も身体も疲れ果てていて、自分を見つめ直したり、新しいことに挑戦する気力もないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな状況から逃げ、いったん人生をリセットする。

そして、本当の自分をみつけ、人生を楽しむ。

そのための手段として独立を選ぶというのも、面白いんじゃないかと。

そんなことを考えるきっかけになれば嬉しいです。

 

Kindle Unlimitedにも対応しています。

 

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Postscript執筆後記

昨日は久しぶりにプールへ。
いつもよりも力を抜くことを意識したところ、速く楽に泳げました。
運動も人生も、やはり上手く力を抜くのが大事だなと感じます。

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Seiji Aihara / 相原 征爾

Seiji Aihara / 相原 征爾

お金・時間・やりがいなどのバランスを取り人生を楽しむことをサポートする税理士・ミュージシャン・ひとり社長。
ブログ「FAVPRESSO」では生き方・ミニマリズム・ひとり仕事の効率化・音楽・おすすめアイテムなどについて発信。

得意な仕事はクラウド会計の導入・ペーパーレス化・経理業務効率化・各種シミュレーション・独立支援・デザインに関するコンサルティング・アコギの初め方サポートなど。
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簿記がわからなくても、一から経理ができるようにお伝えします。
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音楽、映画、カレーが大好き。
名刺、ロゴ、WordPressテーマ、本の表紙から音楽まで自作する、自称超クリエイティブ。

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