普段、仕事では基本的に電話を使っていません。

それでも問題ない理由、電話をなくすための方法について書いてみました。

目次

仕事で電話を使っていない

基本的に、仕事で電話は使いません。

使わなくても問題なく仕事ができるからです。

(税務署などとのやり取りは仕方なく電話ですが)

 

そもそも、電話を使っていないのは、電話が非効率なツールだと考えているからです。

電話をいただいても取れるとは限りませんし、掛け直したところで今度は相手の方が出るかどうかもわかりません。

何度も掛け直してようやく繋がる、といったこともあるでしょう。

 

また、電話をかけるということは、電話を取っていただく際に相手の方がそのときやっていることを中断していただかなければなりません。

電話をかけるとき、相手は食事中かもしれませんし、打ち合わせ中かもしれませんし、電車の中かもしれません。

友人と会話中かもしれませんし、映画を観ている最中である可能性もあります。

 

電話を取れないこともあるわけですし、取っていただくときにはその方がやっていたことよりも自分を優先していただくことになります。

かける方は良いかもしれませんが、電話をもらった方は困る場合もあるはずです。

電話は自分都合の、独りよがりなツールでもあるわけで、僕はこれが好きでないので電話を使っていないのです。

電話がなくても問題ない理由

電話を使わなくても問題なく仕事ができているのは、次のような理由からです。

電話を使わないお客様と仕事をしているから

電話を使わずに済んでいるのは、普段から電話をお使いにならない方と仕事をしているというのが大きいです。

お客様からメールやチャットでご連絡いただけるので、僕もメールやチャットで返すだけです。

メールやチャットであれば、お互い好きなときに見て、時間があるときに返信すれば良いわけです。

電話のように「今大丈夫かな」と気にする必要はありません。(メールの頻度は多少気にしますが)

 

なお、最初から電話を使わない方にご依頼いただくというのも大事です。

僕はホームページに「電話を使っていない」旨を明記しており、契約前の初回面談でもその点をご説明しています。

それでご納得いただける方と仕事をしているので、最初から電話というものがない前提なのです。

後からなくすのはなかなか大変だったりしますので、最初から自分のスタンスを示しておくというのは大事かと思います。

ツールはお客様に合わせる

電話を使わない代わりに、電話以外であれば、使う連絡手段はお客様のご希望に合わせています。

個人的にはチャットワークが一番使いやすく、インターフェイスも好きですが、今は

  • メール
  • Facebookメッセンジャー
  • チャットワーク

の順で多いです。

最近は税理士事務所のLINE公式アカウントも作ったため、LINEでやり取りしているお客様もいらっしゃいます。

 

スカイプやスラックなども今後希望があれば対応する予定です。

譲れないポイント以外はすんなり譲るというのも大事ではないかと。

遅くとも翌営業日には返信

いただいたご連絡は、遅くとも翌営業日まで(日中にいただいたものは基本的に当日)には返信するようにしています。

少し込み入った案件などすぐにお答えするのが難しいものは、その旨をお伝えし、期限も示して当日か翌営業日にご返信します。

 

いわゆる“即レス”はできませんが、翌営業日であれば遅くもないかなと。

僕自身もお客様にそこまでの返信スピードは求めていません。

同じくらいのペースで返していただければ問題ないです。

(逆に、1週間以上ご連絡がないとかであれば、優先順位が低すぎるかなぁと思ってしまいます)

 

今のところ、このペースで困ったことはありません。

メールやチャットで連絡し、きちんと返してくださることをお互いがわかっていれば、電話は使わなくて済みます。

(むしろ、「メールやチャットの方が良いですよね」という認識になっていきます)

電話をなくすには

もし今電話を嫌々使っていて本当はなくしたいのであれば、次のことを意識してみてはいかがでしょうか。

電話番号を明かさない

電話番号を知られてしまうと、電話がかかってくる可能性があります。

安易に電話番号を教えないのも大事です。

 

確かに、電話番号が載っていた方が問い合わせは増えると思います。

しかし、その問い合わせが仕事の依頼につながるかどうかはまた別の話です。

そもそも、お客様となりうる方からの電話より、営業電話の方が多いというケースも珍しくないでしょう。

電話をなくしたいのであれば、名刺やホームページには電話番号を載せないのも手です。

電話に出ない

すでに電話番号を知られてしまっている場合、電話に出てしまうとまた次もかかってきます。

一方、電話に出なければ、「電話しても出ない人」と認識してもらえます。

 

良く、

「残業しないためには残業しないキャラを作れ」

「飲み会に行かないためには行かないキャラになれ」

と言われたりしますが、電話に関してもそうかなと。

電話に出ないキャラになりましょう。

電話番号があるとしても、形だけの電話番号にしてしまえば良いのです。

電話以外できちんと対応する

電話を使わなくとも、電話以外できちんと対応できれば仕事上問題ないはずです。

もしすでに電話をかけて来る方がいらっしゃる場合でも、「(その方にとっても)電話じゃない方が良い」ということをわかってくだされば、電話をなくせる可能性はあります。

 

僕自身、独立当初に良く電話がかかってくるお客様がいらっしゃいました。

そこで、「電話だと取れないことが多いので、メールでいただけますか」とお願いしたところ、それ以降はメール(今はチャットワーク)でご連絡いただけるようになり、その後は一度も電話はいただいていません。

「チャットだときちんと返してくれるし、むしろこっちの方がいい」と思っていただけたのではないかと思います。

 

誰しも食わず嫌いなところはありますので、実際使ってみたら自分もこっちの方がいい、と思うこともあるでしょう。

何事も提案してみるのは大事です。

 

業種や仕事内容にもよるかもしれませんが、電話は使わなくても仕事はできますし、工夫次第でなくせると考えています。

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Postscript執筆後記

今日は源泉関係の仕事をしつつ、冷房問題の対処を引き続き。
業者に来てもらい、室外機の角度を変えてもらいましたが効果なし。
ベランダが狭いため、室外機に出入りする風が循環しにくく、室内の温度が下がりにくくなっているそうです。
とりあえずかさ上げの工事ができないか依頼してみます。

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Seiji Aihara / 相原 征爾

Seiji Aihara / 相原 征爾

お金・時間・やりがいなどのバランスを取り人生を楽しむことをサポートする税理士・ミュージシャン・ひとり社長。
ブログ「FAVPRESSO」では生き方・ミニマリズム・ひとり仕事の効率化・音楽・おすすめアイテムなどについて発信。

得意な仕事はクラウド会計の導入・ペーパーレス化・経理業務効率化・各種シミュレーション・独立支援・デザインに関するコンサルティング・アコギの初め方サポートなど。
遠方・オンライン・スポット対応可能です。
簿記がわからなくても、一から経理ができるようにお伝えします。
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