「有給がない」というフリーランスのデメリットと、その対策。
独立してフリーランスになると有給がありません。
有給がないというデメリットと、そのデメリットを克服する方法について書いてみました。
目次
独立すると有給がない
会社員と違ってフリーランスには有給がありません。
独立してから、有給がなくて困ったことは今まで2回。
1回目は、昨年鼻中隔湾曲症の手術で入院したときです。
独立して間もない頃でしたので、まだ仕事も少なく、幸いお客様からの問い合わせや連絡も少ない時期でした。
それでも、手術の翌日はメールを開いたり返信するのもしんどく、「会社員のときは何だかんだ有給がありがたかったんだな」と思いました。
会社員時代も、長期の休みだと不安でメールを見たりしてしまうこともありましたが、営業日でも堂々と休めるのはありがたいものです。
2回目は、つい先週です。
実は月曜にコロナワクチンの2回目を打ったのですが、翌日に副反応で38度の熱が出てしまいました。
高熱を出したのは久しぶりということもあり、非常に辛く、その日は全く仕事ができませんでした。
少し熱が落ち着いた夜に念のためメールはチェックしましたが、中身を読む元気も出ず…笑。
次の日の午後に36度台前半まで下がったので、ようやく仕事を再開することができました。
今回のように、体調不良で仕事ができないときや、旅行などで休みたいと思っても会社員のように有給を取れないのは独立後の大きなデメリットです。
かと言って、「フリーランスは有給が取れないから会社員の方がいい」ということでもなく、もちろん僕が独立をやめることはありません。
「有給がない」ことへの対策として、次のようなことを考えています。
対策① 休まなくても良い状態にしておく
対策のひとつは、休まなくても何とかなる状態にしておくことです。
健康を保つ
まずは何と言っても健康です。
健康で常に体調が良ければ、「体調が悪いから休まなければいけない」という状況は防げます。
フリーランスは代わりがいませんので、いくら体に気を遣っても遣いすぎることはありません。
食事、睡眠、運動、ストレスなどには気をつけたいものです。
僕は、
- 3食しっかり食べる
- サプリメントで栄養を補う
- 睡眠時間は削らない
- 水泳、筋トレなど適度な運動をする
- 嫌な人と仕事をしない
- やりたくない仕事を受けない
- プライベートも人間関係に気をつける(何となく、で人に会わない)
- 好きなこと、やりたいことを我慢しない
といったことを意識しています。
心と身体の疲れが溜まる前にしっかり休むことも大事です。
平日にちょっとずつ休む
平日(営業日)に少しずつ休み、有給がなくてもプライベートの用事をこなせるようにしておくのもひとつの方法です。
僕も役所、病院、美容室、買い物など、自分の用事は平日に済ませてしまうことが多いです。
パソコン1台でどこでもできる仕事であれば、移動中やカフェなどでもやりやすく、平日の行動の幅が広がります。
対策② いつでも休めるようにしておく
もうひとつの対策は、いつ休んでも問題ない状態にしておくことです。
仕事を増やしすぎない
休めるようにしておくには、何といっても仕事を増やしすぎないのが大事です。
もちろん、食べていけなくなっては元も子もないのですが、忙しすぎて常にカツカツという状態は避けたいものです。
そのような仕事がパンパンな状況では、心身を壊すリスクも高まります。
「最悪1日くらい休んでしまっても何とかなる」くらいが理想です。
僕は、急に1社くらい単発の決算が来てもこなせるくらいは余裕をもたせています。
今回も、熱で寝込んでいる間はお客様からの連絡がほとんどなかったことが幸いしました。
顧問先が何十件もあったら十分に休むことはできなかったでしょう。
即レスしすぎない
あまりにも即レスが常になっていると、休みづらくなります。
「レスポンスが速い」のは良いイメージがありますが、果たして本当にそうでしょうか。
即レスで自分もお客様も疲れてしまっている可能性があります。
翌営業日に返信すれば十分だと思いますし、それで文句を言われたことはありません。
今のお客様も当日〜翌日くらいにご返信いただける方が多いですが、僕としてもそれで不便はありません。
この辺りの温度感というか、暗黙知が合う方が良いお客様と言えるのではないでしょうか。
即レスがないと仕事に支障が出るというのであれば、どこか仕事のやり方に問題がある可能性が高いです。
「即レスしすぎかも」と思う方は、試しに返答を少し遅らせてみるのもおすすめです。
会社員時代の癖でなかなか即レスが抜けない方もいらっしゃるかもしれませんが、練習すれば慣れてくるものです。
電話を使わない
電話を使っていると休みづらくなります。
電話が鳴れば、取らなければならないからです。
体調が辛いときや、そのとき自分がいる場所によっては電話を取りづらい、しづらいといったことがあります。
電話を使わず、メールやチャットでの対応のみであれば、こちらのペースで返信できますので休みやすくなります。
稼働しなくても売上が立つ仕組みを作る
常に自分が稼働してサービスを行っていなくても売上が立つような仕組みがあれば、休むことができます。
僕もまだ十分にできているわけではありませんが、たとえばブログやKindle本は僕が寝ている間でも売上が発生します。
ブログやホームページは、自分で見込みのお客様先に出向かなくても、サービスの申し込みを受付けてくれます。
このような売上が立ったり、営業してくれるような仕組みを作っていくことも大事かと思います。
独立後のフリーランスは体ひとつです。
- ある程度休まなくても大丈夫
- いつ休んでも大丈夫
という状態を意識して作っていきたいものです。
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そのうちレビューします。
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