【アコギ】スムーズなストロークを習得するための練習方法。
ピックを使ったアコギのストロークは慣れるまでは難しいです。
難しいからこそ、美しいストロークができるようになれば個性になると考えています。
目次
ピックでのストロークは難しい
ピックでのストロークって難しいですよね。
ピックを持つのに慣れるのも時間がかかりますし、最初のうちはストロークをしている間にピックがずれてしまったり、落ちたり飛んでいってしまったりします。
ピックは自分の体ではないので、いわば野球でいうところのバットや、テニスのラケットのようなものです。
自分の体の一部ではないものを上手く扱うには、相応の練習が必要です。
ピックの扱い方をマスターするには、
- 腕の振り方
- 手首の使い方
- 指先の力加減
- 体全体の使い方
などをひとつひとつ体に覚えさせていく必要があります。
難しいからこそ差がつく
ストロークは簡単ではないですし、習得するのにある程度時間がかかるものです。
ところが、何となくギターが弾けるようになってくると、「ストロークは簡単」というイメージを持ってしまい、きちんと練習しなくなる方も多いです。
単純にジャカジャカ腕を振るだけなので、「簡単にできる」と思われてしまうわけですね。
しかし、アコギは基本的に生音です。
エレキであれば音が歪んでいることが多いので、あまりストロークの良し悪しは聴いている側に伝わりにくいかもしれません。
一方、アコギであれば音の違いは分かりやすいものです。
特にアコギ弾き語りやアコギでのバッキングで、ピックでジャカジャカ弾くスタイルの場合は、1曲の中で一番長時間弾いているプレイはストロークになるはずです。
ギターというとアルペジオ、タッピング、ハーモニクス、スラム奏法などのテクニックが注目されがちですが、一番基本的で大事にしたいプレイは、弾いている時間が長いストロークではないでしょうか。
とはいえ、それをきんと意識してストロークの弾き方を大事にしている人は少ないです。
そのため、ストロークが上手くなればより上手く聴かせることができます。
ストロークこそ一番差がつく部分ですので、できる限り上手なストロークができるようになっておきたいところです。
ストロークの練習方法
まずはピックを正しく持つ
ストローク練習に入る前に、まずは正しいピックの持ち方を意識しておく必要があります。
ピックの持ち方はこちらを参考にしていただければと思います。
と言っても、ピックも一朝一夕で上手く持てるようになるわけではありません。
ストローク練習をする際に毎回持ち方を意識していただければ、段々正しい持ち方が体に身についてきます。
ですので、最初は上手く持てなくても落ち込まないようにしましょう。
ストローク練習
僕がやっているストローク練習はシンプルです。
まず、左手(レフティの方は右手)で全ての弦をミュートします。
あとは右手でピックを持ち、ひたすら同じパターンでストロークをします。
いわゆるブラッシングというやつですね。
これの何が一番良いかというと、コードを押さえていないため、右手だけに意識を集中できるという点です。
- 最初はダウンだけ
- 次はダウンアップ
- 慣れてきたら空ピッキングも入れて少し複雑なパターン
というように、徐々にパターンを変えていきます。
練習するときはメトロノームを必ず使いましょう。
最初はBPM50くらいから始め、一日ごとにBPMを1ずつ上げていきます。(難しければ、2日で1ずつでも構いません)
メトロノームを使うと、このような単純なエクササイズでも飽きにくくなるのでおすすめです。
毎日10分、30日続ければBPM80まで弾けるようになります。
80のテンポまでくれば、かなり色々な曲が弾けるようになっています。
こういったストローク練習をきちんとやっている人は少ないので、1〜2ヶ月でかなり差がつくはずです。
綺麗なストロークができるようになれば、弾き語りもより楽しくなります。
最初はなかなか難しいですが、根気よく続けていただければと思います。
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Postscript執筆後記
なんだか昨日から鼻の調子がイマイチ良くありません。花粉症か、アレルギーか風邪なのか…。
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