独立後、ひとり仕事で入金を忘れないようにするには。
独立後、初めて経験することのひとつは相手先へ入金するということ。
その支払いは忘れないようにしたいものです。
目次
独立後は経理もやらなければならない
独立してひとりで仕事をしている場合には、経理も自分でやらなければいけません。
経理とは、事業の取引を会計データにすることだけでなく、売上の入金のチェックや、経費の支払いなども含まれます。
この経理はお金を生むわけではなく、何かと面倒なものです。
本業が優先になるのは仕方がないことで、ついつい後回しになってしまっている方も多いのではないでしょうか。
自分の売上の入金確認はまだしも、経費を期日までにきちんと相手先に払うのは忘れやすいと言えます。
ただ、この支払いは忘れないようにしたいところです。
入金を忘れないようにしたい
きちんと期日までにお金をお支払いするのは、マナーであり、人として当たり前のことではないでしょうか。
自分がお金を受け取る側の場合、期日までに入金がないともやもやするはずです。
ただ、遅れるつもりはなくても、うっかり入金を忘れてしまうことはあるでしょう。
人間ですので、誰しも忘れる可能性はあります。
とはいえ、きちんと期日までに代金をお支払いしなければ、その方の信用を失ってしまいます。
一度でも忘れないに越したことはないですが、ましてや二度、三度と忘れてしまっては、「もうこの方とは取引したくない」と思われてもおかしくありません。
逆に言えば、きちんと毎回期日までに入金していれば、それだけで信用力が上がります。
きちんとお支払いしてくれる方に対しては、気持ちよくサービスを提供できるというものです。
入金を忘れないようにするには、次のような対策が考えられます。
入金を忘れないためには
すぐ払う
事前のクレジットカード決済や継続課金、口座振替などの経費は払い忘れることは基本的にありません。(カードが使えない、預金残高が足りないということはありますが)
一番忘れやすいのが事後の振込みです。
もうサービスを受け終わったり、モノを受け取っているので支払いを忘れやすくなります。
入金を忘れないための方法のひとつは、請求書をもらったらすぐ払ってしまうことです。
- メールでもらったときは、メールを開封したとき
- 郵送でもらったときは、郵便を開封したとき
にさっと払ってしまいます。
すぐに払うには、銀行にわざわざ出向くのでは億劫になってしまいます。
一方、ネットバンクであれば5分で終わります。
まだネットバンクを使っていない方は、是非ともネットバンクにしましょう。
僕は記帳も面倒なので今はすべて電子通帳にしています。
忘れない仕組みを作る
すぐに払ってしまうのが一番ではあるものの、今は諸事情により払えない、他の取引先と合わせて月末にまとめて払いたい、といったケースもあるでしょう。
このように先延ばしにする場合には、忘れない仕組みを作る必要があります。
一言で言えば、リマインダーです。
スマホで設定しても良いですし、Googleカレンダーなどを使っても良いでしょう。
ただ、リマインダーによっては、リマインダーを見て終わりになってしまい、その時点では入金を忘れてしまう可能性もあります。
リマインダーを使っても忘れてしまう場合は、
- リマインダーにリマインドしてもらった時点で払う
- 一日に何度もリマインドしてもらう
といったことも必要です。
僕は、支払わなければならないものがわかった時点で、タスク管理ツールのTaskChute Cloudに入れてしまいます。
請求書を受け取った時点で、払うべき日のタスクとして設定するわけです。
こうすれば、入金が完了するまでその日のタスクとして残り続けますので、支払いを忘れてしまうことはありません。
住民税や社会保険の支払いなどは、TaskChute Cloudで自動でタスクが作られるように設定しています。
入金が必要な取引自体を減らす
入金が必要な取引の数自体を減らすというのも大事です。
そもそも、手動での支払い先が多すぎれば、それだけ払い忘れるリスクも高まります。
僕の場合、振込で払わなければいけない取引は税理士会関係や税金関係などで、頻度としてはかなり少ないです。
これは外注をしていないからでもあります。
事後の振込みになるケースの多くは外注先だと思います。
事業的にやむを得ない場合もあると思いますが、外注先を整理することで未入金のリスクも減らせます。
外注しているもので、自分自身でもできそうなものがないか洗い出してみることも必要かもしれません。
支払い方法を変えてもらう
毎月定額を払っているようなところでは、まとめて払えないか相談してみるのも手です。
資金繰り的に問題なければ、数カ月分や1年分をまとめて先に払ってしまえば、その分払い忘れは防げます。
なお、「払うつもりはあるのに、資金繰り的に払えない」という場合は、期日を伸ばしてもらえないか事前に相談する方法もあります。
ただ、その前に自分の売上の入金サイクルを見直したり、常に資金繰りをみておくということも必要でしょう。
資金繰りを見ておけば、必要な外注先への支払いのために他の経費を減らしたり、融資を受けたりすることもできます。
うっかり入金を忘れてしまうという方は、何かしら手を打っていきましょう。
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