洋服好きの僕が服をほとんど買わなくなった理由。
最近はほとんど服を買わなくなりました。
もともと服が大好きだった僕が、服をあまり買わなくなった理由について書いてみます。
目次
服が大好きだった
もともと服が大好きでした。
ファッションに本格的に興味を持ち始めたのは大学生のときです。
アートやデザイン、お洒落なものが好きだったので、服が好きになるのも自然な流れでした。
大学のサークルは女の子も多かったので、異性の目が気なるということもありました。
学生時代〜20代後半くらいまでは累計でかなりの服を買ってきたと思います。
一時期、ウォークインクローゼットがある家に住んでいたこともありましたが、そのクローゼットもパンパンになってしまうほど服を持っていた時期もあります。
お金がないのにクレジットカードのリボ払いで服を買っていたときもあり、それが親にバレてめちゃくちゃ怒られたこともあります…。
(それ依頼リボ払いは一切していませんし、今だったら絶対やらないですが)
服をほとんど買わなくなった
それほど服が大好きで、服にかなりお金を使ってきました。
今も洋服は好きで、買い物自体は楽しいなと思います。
それなりに服装には気を遣っており、「お洒落だよね」と言っていただけたり、「服は普段どこで買ってますか?」
と聞かれることも多いです。
ただ、現在はほとんど服を買っていません。
2021年は下着以外で買った服は2着(ニット1着、シャツ1着)、2022年になってからはセールでニットを1つ買いました。
いま気になっている春物のコートが1着ありますが、今後も服はそれほど買わないと思います。
服を買わなくなった理由
服をあまり買わなくなったのは、次のような理由からです。
好きなお店がなくなってしまった
最初に服を買う頻度が下がったのは、お気に入りのお店が閉店してしまったからです。
中目黒にお気に入りのお店があり、服はほとんどそこで買っていました。
店員さんとも仲がよく、「その店員さんに会いたいから行く」みたいな要素もありました。
少なくとも1シーズンに1回は必ず行っていたと思います。
そんな大好きなお店でしたが、ある時閉店することになってしまったのです。
正確には、路面店を閉じてオンラインストアのみにするということでしたが、オンラインストアも洋服は売らずにオリジナルブランドの帽子だけを売ることになったので、実質的な閉店です。
かなりショックでしたが、行きつけのお店がなくなったことで服を買いに行く頻度、服に使うお金が少なくなりました。
人に会う機会が減った
コロナ禍で、当時勤めていた会社が週3までリモートワークになり、単純に社内の人、お客様に会う機会が減りました。
また、プライベートでも人に会う機会が減ります。
それに伴い、“人に会うための服” “お出かけ用の服”というのが少なくて済むようになりました。
また、2020年に独立したのを機に、さらに人に会う機会が減ります。
平日は基本ずっと家で仕事をしており、お客様との面談も基本オンラインです。
オンライン中心になったことで、まずスーツを着なくなりました。
職種によってはオンラインでも上はシャツ・ネクタイ・ジャケットを着なければならない方もいらっしゃるかもしれませんが、僕のお客様は私服の方ばかりで、その辺をあまり気にされない方が多いです。(と、思っています)
そのため、オンライン打ち合わせの際はTシャツにニットジャケットを羽織っています。
対面ではスーツ(もしくはジャケパン)を着ることもありましたが、独立してから約1年半で4、5回ほどしかありません。
スーツを着る機会が減ったため、新しいスーツを買わなくなりました。
断捨離をし続けた
勤務時代最後の職場では私服通勤の日もあったのですが、なんだかんだスーツやジャケットはそれなりに持っていました。
一番多いときで春夏用・秋冬用にそれぞれ3着くらいずつ持っていたと思います。
これが不要になったので徐々に減らしていきました。
今は冠婚葬祭用のスーツが1着、自宅の洗濯機で洗えるパンツが2着(春夏用・秋冬用)しか持っていません。
私服も同様に処分していきました。
特に、前回の引っ越しで収納が小さい家に越したこともあり、この前後でかなり断捨離しました。
最初はかなり多かったので、
- 靴下などの下着類
- Tシャツ
- アウター
- ニット
などのジャンルごとに本当に必要な服を厳選し、段々と減らしていきました。
断捨離をすると、自分のお気に入りの傾向がわかります。
服を選ぶ基準が磨かれていくので、あまり買い物で失敗することがなくなります。
また、服を処分することの大変さも身にしみているため、無駄に服を増やさなくなります。
(余白のある収納を一度経験すると、それが気持ち良く、その環境を壊したくないという心理もあります)
そもそもお気に入りを厳選しているので、今手持ちの服に対する満足度が高く、新しい服をそんなに欲しくならないということもあります。
消費より発信・生産が楽しくなった
服を定期的に買っていた時期というのは、やはり「服を買う」ということが趣味のひとつになっていました。
服を買うというのは、「消費」か「生産」かで言えば、「消費」だと思います。
他には、
- 映画・ドラマ・アニメ鑑賞
- 音楽鑑賞
- ライブやフェスに行く
- 旅行
- 食べ歩き・飲み歩き
などは消費的な趣味と言えるのではないかと思います。
一方、スポーツ、楽器演奏、写真、料理などは生産的な趣味と考えています。
30代になってからは、
- ブログを書く
- 自分でホームページを作る
- 楽器演奏、音楽制作
といったことに時間を割くようになり、これらをやっているときの方が楽しさを感じるようになりました。
服を良く買っていた時期は、ついついウィンドウショッピングをしてしまったり、洋服のオンラインストアを見たりしていました。
今ではほとんどしなくなりましたので、単純に新しい洋服を見る機会が少なく、消費欲求を刺激されにくいということもあります。
現在は、服は好きなまま、服を減らしたり、服と上手く付き合っていくことも可能だと感じています。
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Postscript執筆後記
今日は確定申告、午後に確定申告関係の個別コンサルティング。ご自身でも良く調べられていらっしゃる方で、僕自身の鍛錬にもなりました。