Wordで画像を挿入し、その画像に文字を重ねる方法。
Wordの文書にも画像を挿入することができます。
また、その画像に直接文字を重ねることも可能です。
目次
Wordに画像を挿入して直接文字を重ねるシーン
普段、ブログのアイキャッチ画像やKindle本の表紙など、ちょっとしたデザインをするときはCanvaの無料版を使っています。
Canvaは文字入れが簡単で、フォントも最初から沢山あります。
レイアウトも豊富に用意されているため、文章と画像をともに使うポスターやチラシなども綺麗に作ることができます。
ただ、文章が数ページにわたる場合や、パンフレットなどの2段組、3段組のレイアウトで文章を入れたい場合はWordの方がやりやすかったりします。
そんなときは、文章はWordに直接入力し、後から画像を入れるという方法があります。
画像の加工自体はCanvaの方がやりやすいため、通常であればCanvaで画像への文字入れまでやってしまい、文字入れ済みの画像をWordに挿入した方がスムーズです。
しかしながら、Canvaには「游ゴシック」などの定番フォントがなぜか使えないという大きな欠点があります。
游ゴシックは美しさとカジュアルさのバランスが絶妙で、かつ読みやすいため、ファッション誌の表紙などでも良く使われています。
今回、どうしても游ゴシックを使って文字入れをしたい案件がありました。
スマホアプリだと使えるものもありますが、今回はパソコンで入れたかったため、「Wordに画像を挿入してから、その上にWord上で直接文字を入れる」という手順をとりました。
有料のソフトであればもっと簡単にできるかもしれませんが、お金をかけずにWordだけで作ってみたいという方は参考にしていただければと思います。
Wordに画像を挿入する
それでは実際にWordに画像を挿入し、そこに文字入れする方法を解説していきます。
なお、画像はMac版になりますが、Windowsでもだいたい同じではないかと思います。
画像を挿入
Wordを開き、画像を入れたい箇所に適当なスペースを空けておきます。
そのスペースに画像をドラッグ&ドロップすればこんな感じで画像が挿入されます。
画像を横幅いっぱいに表示
上記のレイアウトで問題ない場合は良いのですが、画像を文書の横幅いっぱいに表示させたいケースもあります。
そんなときは、画像を右クリック→「配置とサイズ」をクリックし、
「文字列の折返し」タブで「上下」にします。
その後、「位置」タブの縦位置を「配置」に、「基準」を「余白」にします。
「OK」を押すと、画像を余白を無視してページの端までドラッグすることができます。
あとは、画像の右端をドラッグしてサイズを変えていけば、画像がページの横幅いっぱいに収まります。
Wordで画像に文字を重ねる
文章を挿入
挿入した画像に文字を重ねるには、「挿入」タブ→「横書き(または縦書き)テキストボックスの描画」とクリックし、文字を入れたい位置にマウスでドラッグします。
文字の背景を透明にする
文字の背景を透過させるには、「図形の書式設定」タブの「図形の塗りつぶし」から「塗りつぶしなし」をクリックします。
背景が透明になりました。
文字のサイズを変更
文字が小さいので大きくします。
これは通常の文章と同じで、サイズを変えたい文章全体をctrl+Aで選択し、「ホーム」タブの数字を変えればOKです。
直接数字を打ち込むこともできます。
今回は「40」、フォントは「游ゴシックBold」にしました。
ちなみに、Wordには最初から入っているもの以外のフォントを追加することもできます。
ドラッグして位置を整えておきます。
文字の色を変更
文字色を変えるには、文字全体を選択し「ホーム」タブの以下の部分をクリックします。
なお、カラーコードを直接打ち込むこともできます。
さきほどの文字選択で「その他の色」を選び、
左から2番めのタブで「RGBつまみ」を選びます。
以下の箇所に16進数のカラーコードを入力できます。
ネットの色見本などを見ていて「この色良いな〜」と思ったら、そのコードをそのまま貼り付ければ良いわけです。
なお、Canvaだと写真から色を抽出してくれます。
Canvaで色の抽出までやり、そのコードをWordで指定するということもできます。
文字の外枠を消す
テキストボックスを挿入すると、デフォルトでは文字の周りに枠がついています。
これを消すには、テキストボックスを右クリック→「図形の書式設定」をクリックし、
「線」のところで「線なし」を選びます。
字間(文字同士の間)の調整
字間の調整は、上部メニューの「フォーマット」→「フォント」→「詳細設定」でできます。
この辺りはやはりCanvaの方が感覚的にできてやりやすいですね…。
画像の調整
これでも問題ありませんが、画像に白い文字を入れるときは、背景を少し暗くした方が文字が見やすくなります。
背景画像をクリックして「図の書式設定」タブの「修整」→「図の修正オプション」とクリックすると、細かな調整ができます。
今回は明るさを「-14」にしてみました。
参考になれば嬉しいです。
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Postscript執筆後記
今日は確定申告、お客様の月次など。そういえば、今日ようやくワクチン(3回目)の接種券が届きました。
2回目は熱が出て辛かったので、休みの前日に打ちたいですね…
Something New一日一新
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