ジモティーでエレキギターを処分。初めてジモティーを使ってみた感想。
先日、ジモティーというサービスを使ってエレキギターを手放しました。
初めてジモティーを使ってみた所感を書いてみたいと思います。
なお、エレキギターを処分するに至った過程については別記事で詳しく書く予定です。
目次
ジモティーとは
ジモティーは不用品を譲りたい・ほしい人を仲介してくれるサービスです。
メルカリと同じようなサービスではありますが、直接会って品物を手渡すことができるのが、メルカリとの大きな違いです。
「ジモティー」という名前だけあって、もともと「地元の人同士でモノを譲り渡す」というのがコンセプトです。
ただ、電車や車などを使って遠方から取りに来てくれる方もいらっしゃいますので、必ずしも近所の方でなければいけないということはありません。(今回の方は車で引取りに来てくださいました。)
メルカリでは梱包・郵送の手間がありますが、ジモティーで直接渡す場合はその手間はありません。
受け渡し場所も出品者側で自由に指定することができます。
近場を指定すれば、そこまで持っていくだけです。
また、出品した当日中に取りに来てもらうことも可能です。
今回も、お昼頃出品して夜の7時に受け渡しが完了しました。
- 大きなものや梱包がしづらいもの
- 郵送すると郵送料が高くなるもの
- できるだけ早く処分したいもの
などであれば、ジモティを使うと便利です。
上記リンクはWEB版ですが、スマホアプリもあります。
僕は今回すべてスマホアプリでやってみました。
ジモティーの良かったところ
需要の多さ
まず驚いたのは需要の多さです。
今回、ところどころパーツなどが欠損していたジャンクギターだったこと、またできるだけ早く処分したかったため、当初0円で出品しました。
そうすると、開始直後から応募が来はじめ、最終的に60名ほどの方から譲り受け希望のメッセージをいただきました。
正直、自分では「0円でもこんなもの誰も欲しがらないだろう」と思っていたのですが、よく考えると自分で修理できる方もいらっしゃいますし、お金がかかっても修理して使いたいという方もいらっしゃいます。
需要の多さに驚くとともに、やはりモノやサービスは需要のあるところに売るものだなぁと、色々と考えさせられました。
梱包・郵送の手間がない
先述のとおり、ジモティで直接手渡しの場合は梱包や郵送といった手間がありません。
今回、ギターケースに入ったギターとともにエフェクターケースに入ったエフェクター類も引き取っていただきました。
これらを自分で梱包しようと思ったら大変ですし、送料もバカにならなかったはずです。
これがケースそのままの状態で、かつ徒歩圏内の引き渡し場所まで持っていくだけで済んだのはありがたかったです。
直接取引であれば手数料がかからない
有料での出品の場合、ネット決済という方法であれば出品金額(商品代金+送料)の5%の販売手数料と、売上金の振込手数料(場合によっては事務手数料も)がかかります。
メルカリの場合は売上の10%の手数料がかかりますので、これだけでもジモティの方が安いです。
さらに、直接対面での手渡しで現金取引の場合は手数料がかかりません。
直接渡せるモノであれば、ジモティはかなりお得なサービスかと思います。
早く簡単に処分できる
今回、仮に粗大ゴミに出していたとすると300〜600円程度のごみ処理券代がかかります。
まぁこれはいいとしても、粗大ごみは予約が埋まっていて大抵の場合なかなか取りに来てくれません。(だいたい2〜3週間後とか)
しかも、粗大ごみの内容によってはパクられたりします。
実際、僕は過去に2度パクられました…。
ちなみに、以前パクられたのは安いカビたアコギと壊れたCDコンポです。
不要で捨てようと思っていたものなので、業者が持っていくかパクりマンが持っていくかの違いではありますが、お金を払い、かつ2〜3週間待たされた挙げ句パクられるのはあまり良い気分はしません。
リサイクルショップや楽器屋に持っていくとしても、近所になければかなり手間ですし、ほぼ値段は付かなかったでしょう。(モノによっては、下手するとお金を払って買い取ってもらわなければならない可能性もあるわけです)
その点、今回は出品当日にお金をかけずに引き取っていただくことができました。
引っ越しが迫っていたり、できるだけすぐに処分したいものを手放したいときは、ジモティーは嬉しいサービスです。
ジモティーの残念なところ
やり取りの手間
これは取引の性質上仕方ないのですが、待ち合わせ時間や場所の連絡などの手間はどうしても発生します。
ただ、アプリの動作は軽くメッセージのやり取り自体はしやすかったです。
なお、僕は0円で出品したためかなり多くメッセージをいただくことになってしまいました。
自分ではいらないと思っても需要があるものは多いですので、100円でも500円でも値段は付けて出品した方が良いかもしれません。
アプリの仕様上の問題
アプリから投稿する際に最初にiPhoneの写真アプリへのアクセスを許可する必要があります。
この設定時に、指示に従ってジモティアプリに戻った後、途中まで書いた投稿が消えてしまいました。
これは消えないようにしてほしいところですが、作り途中の投稿内容はこまめに下書きに保存することをおすすめします。
あとは、本人確認手順がちょっとわかりづらいです。
「身分証1点認証」と「身分証2点認証」があるのですが、僕は最初1点認証をし、続いて2点目の認証をしようとしました。
普通に考えれば、すでに1点アップロードしているのでもう1点だけアップロードすれば良いはずです。
ところが、ジモティアプリでは「身分証2点認証」のところで再度2点アップロードしなければなりません。
そのため、これからアプリで認証する方は最初から「身分証2点認証」の方に2点アップロードする方が良いかと思います。
必要書類の説明書き(どの場合に裏面も必要かなど)も少なく、この点は不親切だと感じました。
ヘルプを見れば書かれていたりもしますが、アプリのアップロード画面に記載するか、そこにヘルプのリンクを貼っていただきたいところです。
対面ならではの不安
直接取り引きの場合、実際に引き取っていただく方にお会いすることになります。
取引上仕方ないとはいえ、知らない方と初めて会うわけですので、この点は少し不安ではあります。(今だとコロナのリスクもありますし)
有料出品で現金受取の場合、「きちんとお金をいただけるのか」といったことも気になります。
とはいえ、やり取りの段階である程度人柄はわかりますし、サポートもきちんとしているので大丈夫かとは思います。
もし対面で現金受取が不安であれば、郵送でネット決済にするか、メルカリなど他のサービスを使った方が良いかもしれません。
デメリットはあるものの、不用品を処分するには総じて素晴らしいサービスだと感じました。
使ったことがない方は、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
サービスメニュー
Postscript執筆後記
土曜はいつものバーで久しぶりに演奏、昨日はほぼ一日ジモティーでした。夜は初めて近所のラーメン屋に。
魚介系のバランスの良い味で美味しかったです。
Something New一日一新
アプリ ジモティー地元のつけ麺屋
ライブバーでビートルズ「Let it be」披露
自分で作ったカレーソースでペンネ