初めて弾き語りライブをやるときに考えたいこと。
先日、弾き語りのブッキングライブに出演してきました。
初めてアコギ弾き語りライブをやるときに考えておきたいことについてまとめます。
目次
出演名
ライブハウスやバーなどにエントリーする際に出演名を聞かれます。
いわゆる「アーティスト名」です。
もちろん本名でエントリーしても問題ありませんが、本名を晒したくない場合やすでに別の名前でアーティスト活動をしている場合は、その名前でエントリーした方が良いでしょう。
思いつかなければ、下の名前(「ゆり」「YURI」「太郎」など)とかで良いかと思いますが、身バレしたくない場合はあまり本名と関係ない名前にした方が良いかもしれません。
曲選・曲順
通常のブッキングライブでは、持ち時間は1組25分前後であることが多いです。
これはライブによってセッティング込みだったり別だったりします。
曲数はセッティング込であれば3〜4曲、セッティング別であれば4〜5曲くらいになるでしょう。
時間をオーバーしてしまうと他の出演者の方に迷惑がかかりますので、慣れるまでは少し余裕をもたせるくらいの方が良いと思います。
特に、
- 途中でサポートメンバーが入る
- チューニングを変える曲がある
- MCである程度喋りたい
といった場合には曲数は少なめにしておくのが無難です。
曲選びや曲順も重要です。
ライブに出る目的、オーディエンスによっても変わりますが、たとえば自分のことを知らない人ばかりのライブであれば、最初の方に有名曲のカバーを持ってきて興味を惹くというのも有効です。
オリジナルだけか、カバーもOKかなどはライブによっても変わりますので、あらかじめ運営側に確認しておきましょう。
また、MCのタイミング、話す内容もある程度事前に考えておくと本番でテンパりにくくなります。
ちなみに、今回はセッティング別25分だったので
- 1曲目 有名曲のカバー
- MC 軽く挨拶
- 2曲目 オリジナル曲
- MC & サポートの準備
- 3曲目 サポートの友人と一緒にカバー曲
- MC 軽く挨拶、曲紹介
- 4曲目 カバー(慣れていて割と自信がある曲)
という構成にしました。
最後の曲は歌い慣れている曲にしておくと、序盤でミスしてもその印象が薄らぐのでおすすめです。笑
マイクかラインか
ギターの音を拾うにはマイクとラインの2通りの方法があります。
マイクは、歌と同じようにマイクをサウンドホールに向けて音をとる方法、ラインはエレアコまたは外付けのピックアップで音を拾い、シールドでPAシステムに繋ぐ方法です。
プロのライブではマイクだけだったり、マイクとピックアップ両方で拾ってミックスする場合が多いです。
一方、アマチュアのライブはラインが多いイメージです。
もしエレアコやピックアップがついているアコギを持っていない場合は、マイクで拾ってもらうことになります。
ほとんどのライブハウスやバーで対応してくれるはずですが、こちらは必ず事前に確認しておきましょう。
座って弾けるかどうか
弾き語りライブの場合は座って演奏できるケースがほとんどかと思いますが、他の出演者は皆立って演奏するような場合もあります。
椅子があるかどうか、座って演奏できるかどうかも事前に確認しておくと良いでしょう。
座って弾ける場合は問題ないですが、もし立って演奏しなければならない場合はその練習も必要です。
立ってアコギを弾くのは、座って弾くのとはピックの当たる角度、弦までの距離などが異なり、だいぶ感覚が違います。
立って弾くのが初めての場合は、少なくともライブ1週間前からは立って練習するのがおすすめです。
ストラップの長さも前日までに調節しておきましょう。
MC
曲選のところでも触れましたが、
- MCで話す内容
- MCのタイミング
も事前に考えておきましょう。
MCは人柄が出ますので、印象を残すには演奏と同じ、もしくはそれ以上に重要です。
話すことが思い浮かばなければ挨拶と曲紹介だけでも良いでしょう。
もちろん、曲数を優先する場合はMCを少なめにするか、まったくしないのもありだと思います。
チューニング
弾き語りの場合、他のメンバーがいないのでチューニングをあまり気にされない方がたまにいらっしゃいますが、チューニングはきちんと確認しましょう。
特に、弦交換直後はチューニングが狂いやすくなっています。
ライブ当日や前日に弦交換をした場合は念に念を入れすぎなくらいが丁度いいです。
僕も今回念入りにチューニングしたはずだったのですが、1曲目で若干ずれており反省しています…。
コンディショニング
何だかんだ一番大事と言っても過言でないのが体調管理です。
体調を崩してキャンセルとなってしまってはお客さんはもちろん、他のメンバーやライブハウスにも迷惑をかけてしまいます。
練習は前々日くらいまで必死にやり、前日は軽めにして早く寝るくらいが丁度良いかと思います。
お酒を飲むと声が出にくくなる方は、前日以降は飲まない方が良いでしょう。
ちなみに、タンパク質と水分が声に良いと言われています。
僕はライブ当日は水を沢山飲むようにし、お酒は自分の出番が終わった後でしか飲みません。
また、ウォーミングアップとして出かける前にリップロールをするようにしています。
服装
意外と軽視しがちなのが服装です。
「当日でいいや」と思っていると、なかなか決まらず焦りますし遅刻の原因にもなります。
前日までに決めておくのがおすすめです。
また、見た目がどうこうよりも、ギターが弾きやすいかどうかという観点で決めた方が良いです。
特にシャツなどは袖にボタンがありますので、ボタンがアコギのボディにカチャカチャ当たるということがあります。
袖をまくれば良いのですが、まくると今度は腕が圧迫されて弾きづらいということもあります。
一度、前日までに着て弾いてみると安心です。
SNSアカウント
ライブは良いアピールの機会となります。
お客さんや他の出演者、ライブハウスの方などから演奏後に話しかけていただくこともあります。
「インスタとかやってますか?」と聞かれることがありますので、
- YouTube
のどれかひとつはやっておくと良いです。
すでにアーティスト活動をされていればお持ちの方がほとんどかと思いますが、もしなければアカウントだけでも作っておきましょう。
しっかり準備をして、ライブを楽しんできていただければと思います。
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Postscript執筆後記
先週末は初めてブッキングライブに出演させていただきました。普段のかなりゆるーい雰囲気とはまた違い、楽しめました。
Something New一日一新
live bar BUNGAソロでブッキングライブ出演
法人アカウントでYouTubeチャンネル作成