ギター初心者が練習時に絶対やった方が良いこと3選。
ギター初心者のうちから、練習時にやっておいた方が良いことを紹介します。
目次
録画する
簡単にできて抜群に差がつくのが、自分の演奏を録画するということ。
自分が練習しているところを毎回スマホのカメラで録画しておき、練習が終わったらYouTubeなどでプロの方やギター講師の演奏と見比べてみます。
こうすることで、
- 左手の手首の曲げ方
- 右上を固定する位置
- 左手・右手の各指の曲げ方
- ピックの持ち方
- ピックを弦に当てる角度
など、フォームの細かいところの違いや改善点が見えてきます。
録画は一眼レフなどは必要なく、スマホのカメラ・マイクで十分です。
毎回録画するとなるとそれなりにスマホの容量を使いますので、容量は大きい方が良いかもしれません。
(毎回整理すれば小さくてもいけますが)
僕は現在iPhone SE(第2世代)の256Gを使っています。
少し前の自分の演奏を見返すことで、「前よりはうまくなったな」と成長感・前進感が得られ、挫折防止にもなります。
撮るときはできれば簡単な三脚のようなものがあった方が、色々な角度から撮れて便利です。
僕が使っているスマホ用の三脚はこちらです。
スマホに分厚いケースが付いていると、そのまま三脚を取り付けるのは難しいかもしれません。
僕はiPhoneにバンカーリングだけ付けていますが、輪っかの部分にかぶらないようにすれば、バンカーリングを付けたままでも使えます。
なお、弾き語りなど歌もやっているのであれば、録音した自分の歌を聞くことも大事です。
毎回録音していると
「いつもここでピッチがずれるな」
とか、
「ここは地声じゃなくて裏声にした方が綺麗に聞こえるかも」
と言ったことに気づき、歌も上手くなります。
メトロノームを使う
練習をするときは、必ずメトロノームを使うようにしましょう。
バンドで演奏するときはもちろん、ソロギターや弾き語りなど一人で演奏するときにも、リズムが一定かどうかは上手く聞こえる大きなポイントです。
音楽(特にポップス)はまず土台にリズムがあり、その上にメロディがあります。
コードは多少間違ってしまったとしても気付かれにくいのですが、リズムがよれていると目立ちます。
逆に言えば、リズムさえビシっと決まっていれば、かなり上手く聞こえるとも言えます。
リズムの良い演奏は聴いていて気持ちが良いものです。
このリズム感を養うためには、メトロノームを使って練習することが大切です。
基礎練習はもちろん、曲を練習するときもできる限りメトロノームを使いましょう。
基礎練習はどちらかというとつまらないものですが、メトロノームを使うことでつまらなさが軽減でき、集中できるという効果もあります。
曲を練習するときはいくつかのテンポで試してみて、しっくりくるテンポが見つかったらそのBPMをコード譜や楽譜にメモしておくと良いです。
常にそのテンポで練習しておけば、本番でもそのリズムで演奏できるようになります。
メトロノームはチューナーにも付いていたりしますし、別途購入しても構いません。
購入するのであれば、BPMが1ずつ変えられるものがおすすめです。
ちなみに、無料で使えるスマホアプリもあります。
僕が使っているのはそのまんまですが「Metronome」というアプリです。
無料版では広告が出ますが、細かくテンポ調節ができて便利です。
立って弾く
ギターは基本的に座って練習することが多いと思います。
ただ、ある程度弾けるようになったら立って弾く練習をしましょう。
なぜなら、立ち上がった状態でギターを弾くのは、座った状態で弾くのと感覚がまったく違うからです。
特に
- ピックが弦に当たる角度や向き
- 左手の手首の返し方
- 右手の固定位置
などはだいぶ感覚が変わります。
普段座って練習していて、ライブ当日は立って弾くとなると、おそらく全くと言って良いほど弾けなくなります。
そのため、コードもそれなりに押さえられるようになり、曲も覚えてきたら立って弾いてみましょう。
もちろん、立って弾く予定がなければ座ったままの練習でも構いません。
しかしながら、
- バンドで演奏する
- セッションバーで他人と演奏する、
- 路上ライブをやる
といったシーンでは立って弾くケースもあるはずです。
ライブ前日からギターを立って弾く練習を始めたのでは遅すぎます。
遅くとも、3日前くらからは立って弾いた方が良いです。
個人的には、「立って弾く:座って弾く」の割合は7:3くらいで丁度いいと思います。
立って弾くことに慣れると、座って弾いたときにかなり弾きやすく感じます。
立って弾くコツですが、
- 最初は座ったときと同じくらいの抱え方になるようなストラップの長さにし、徐々に下げていく
- 座って弾くときも姿勢を良くし、指板は見ずにポジションマークを見るようにする
- 左手首をしっかり返す(手の甲を客席に向けるイメージ)
- ピックは弦と平行に当てる
- 右手のしっくりくる固定位置を決める
といったことが挙げられます。
最初はかなり弾きづらいですが、1週間も立って弾いていれば慣れてくるはずです。
以上の3つを早い段階からやっておくだけで、数ヶ月、1年と経つ間にかなり差がつくと思います。
ぜひ試してみてください。
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Postscript執筆後記
昨日は仕事終わりに高円寺でとあるプロの方の路上ライブを鑑賞。圧巻でした。
Something New一日一新
プロの路上ライブ投げ銭