最近キャリア(ソフトバンク)を解約して遂に格安simデビューしました。

FREETELを例に、僕がsimを選ぶ際に考慮した点と、simの購入から実際に開通して使えるようになるまでの手順を説明します。

目次

FREETELを選んだ理由

格安simは会社が沢山あるので、どこにすればいいのか迷うと思います。 僕は次の理由からFREETELにしました。

  • ある尊敬するブロガーさんがFREETELにしていた(これが一番大きい)
  • iPhoneで使える
  • 僕の使い方なら、とにかく料金が安く済みそう
  • 通信速度は普通。格安simの中では特段速くもなく、遅くもなくと言った感じ (速さを求める方は、LINEモバイル、DMMモバイルなどが評判が良さそうです。)
  • 「使った分だけ安心プラン」なら、一時的に通信量が増減しても安心
  • LINE、AppStoreからのアプリダウンロードが無料(「使った分だけ安心プラン」の場合。SNSをもっと沢山使う方は、定額プランの方が良いかもしれません。)
  • 「全プラン対応パック」なら、初期費用3,000円が無料(simの購入代金299円とdocomoSIM発行手数料394円のみ)
  • 2年縛りがない
  • プランの変更が簡単(毎月25日までに申請すれば、翌月1日から新プランが適用。変更手数料もなし)
  • 契約も解約もネットで完結。simの返却も不要(解約は25日までに申請すれば、当月末解約。26日以降に申請すると翌月末解約)
  • アプリで通信量がいつでも確認できる

注意しなければならないのは、2年縛りがないのは通常の解約の場合だけです。 他社からMNP転入でFREETELにした場合、FREEETELから別の会社へMNP転出するにはMNP転出手数料がかかります。これが結構高いです。  

利用期間 MNP転出手数料(単位:円)
契約当月 15,000
契約後 2 ヶ月目 14,000
契約後 3 ヶ月目 13,000
契約後 4 ヶ月目 12,000
契約後 5 ヶ月目 11,000
契約後 6 ヶ月目 10,000
契約後 7 ヶ月目 9,000
契約後 8 ヶ月目 8,000
契約後 9 ヶ月目 7,000
契約後 10 ヶ月目 6,000
契約後 11 ヶ月目 5,000
契約後 12 ヶ月目 4,000
契約後 13 ヶ月目以降 2,000

  FREETELからMNP転出する場合は、実質的な1年縛りと言っても良いかもしれません。

1年以上使えば手数料は2,000円で済みます。

僕はMNPにしてしまいましたが、普段電話自体をあまり使っていない方は、そもそもMNPする必要性が低いです。 電話番号が変わってしまってもあまり問題ない方は、MNPせずに、単純にキャリアを解約してデータ専用simかデータ+SMS専用simの契約も検討しましょう。

電話機能自体は、050plusなどのアプリで代用することができます。 音声の質などはともかく、電話番号自体も取得できますし、留守番電話サービスなども追加料金を払わずにつけることができるようです。 僕も将来的にはこちらにするかもしれません。

格安simに変えたいけど、 「沢山調べて比較するのが面倒」 「格安simは難しくてどれが良いのかわからない」という方は、”とりあえず知り合いが使っているもの”でもいいと思います。 MNP転出しなければ(番号を持ち出さずに解約すれば)、FREETELも違約金はかからないので、お試し感覚で使うことができます。 通信量が少ないスマホのライトユーザーなら、どこと契約してもだいたい2,000円ちょっとに収めることができます。

simの購入から開通までのMNP一連の流れ

MNP予約番号を取得する

まずはキャリアからMNP予約番号というものを取得します。

FREETELへMNPする場合には、契約申込時でも大丈夫ですが、どっちみち後で必要になるので先に取得しておきましょう。 ソフトバンクでMNP予約番号を取得する方法はこちらに詳しく書いています。

simを購入する

simの購入方法は3通りです。

  • FREETELの公式サイトで購入
  • 店舗で購入
  • 全プラン対応パックならAmazonで購入

急ぎで開通したいなら、FREETEL公式サイトか、即日開通店舗|FREETEL(フリーテル)で購入しましょう。

今なら新規購入キャンペーンをやっていて、公式サイトか店舗で購入の場合は毎月299円(1年間で3,588円)の割引になります。

1年間0円キャンペーン ただ、こちらは申込後3週間以内に別途申し込みが必要になります。 また、1年間使うかわからない人もいると思います。 その場合は初期費用が無料になる全プラン対応パックの方がおすすめです。 僕も、初期費用を安く済ませたかったこともあり、Amazonで全プラン対応パックを購入しました。  

これは申し込むためのパックが送られてくるだけなので、SIMのサイズなどを選ぶ必要はありません。(というか、選べません)

僕は格安simを購入するのが初めてで良くわからなかったので、「あれ、iPhoneってnanoSIMじゃないとダメなんじゃ?」と不安になり、フリーテルのサポートに聞いてしまいました笑。 チャットサポートは丁寧に答えてくれますので、何か疑問があれば気軽に質問してみるといいですよ。  

Amazonならだいたい次の日か、2日後くらいには申し込み用のパッケージが送られてきます。

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こちらにはSIMが入っているわけではありません。 中を開けると「認証コード」というものが書かれています。 こちらを使ってSIMの契約・申込みをします。

プランの申し込みをする

FREETEL公式サイトへアクセスします。 右上の「SIMパッケージ利用登録」を選びます。

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パッケージの種類を選択します。 今回は全プラン対応パックです。

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「新規お申込みの方」を選択します。

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ここでSIMの回線の種類を選びます。 MNPの場合は通話付きのSIMじゃないと使えません。

MNPではない場合も、SMSは各種SNSやアプリ、サイトなどの登録や認証で使うことが多いので、つけておいた方が無難です。

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今回はMNPなので、「MNP」を選択します。

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料金プランを選択します。 「僕は使った分だけ安心プラン」にしました。

毎月通信量の変動が少ない方で、SNSを良く使う方であれば、TwitterやFacebookの通信量が無料になる「定額プラン」を選んだ方が良いと思います。

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スマホの種類を選びます。 今回はiPhoneです。

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申し込み内容を確認して、

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問題なければ「この内容で申し込む」をクリックします。

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次は入力フォームです。

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「認証コード情報」欄に先程送られてきたパッケージの認証コードを、「MNP予約番号」欄にキャリアから取得したMNP予約番号を入れます。

MNP予約番号の期限は15日間ですので、もし過ぎてしまっている場合にはもう一度取り直しが必要です。 MUSIC.JPにデフォルトでチェックが入っていますが、いらなければ外しておきましょう。 僕はつけていません。

カケホーダイオプションは、電話をあまりしない方であれば、「いつでも半額(0円/月)で良いと思います。

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本人確認方法を選びます。 僕は免許証を使って「本人確認書類アップロード」にしました。

「自宅で簡単本人確認」は、SIMが送られてきた時に配送業者に本人確認書類を見せ、その場で免許証番号などを読み取って行う方法です。 こちらは、どちらか好きな方を選びましょう。

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規約を確認し、問題なければ「利用規約に同意して申し込む」をクリックします。 この後、よくある申込みフォームだと最終確認画面が表示されるのですが、このFREETELの申し込みフォームは最終確認画面がありません。 ここで間違いがないか、慎重に確認してから「申し込む」をクリックするようにしてください。

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これでSIMの申し込み自体は完了です。 この後「FREETELカスタマーサポート」から「お手続き完了のお知らせ」メールが届きますので確認しておきましょう。 ちなみに、メールにはマイページへのログインURLが載っていますが、このときログインしてもまだ申し込み内容は反映されていません。 全プラン対応パックのパッケージの内側を見ると、「SIMの発送までに3日前後かかります」と書かれています。 既にソフトバンクの解約更新期限が迫っていた僕はちょっとハラハラしていたのですが、翌日の夜に「SIMの発送通知」のメールが来ました。

simをiPhoneに挿入して開通センターに電話をかける

僕は東京に住んでいることもあって、発送通知の翌日に無事SIMが届きました。(このときの送料はもちろん無料です。)

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いよいよ格安SIMデビューかと思うとテンションが上がります笑。   SIMの他には、開通の方法が書かれた紙が入っています。

  ここに書かれている切り替えセンターに電話をかけます。 9:00~18:00の間しかつながらないので注意しましょう。 僕は土曜の夕方にかけましたが、この時はすぐに繋がりました。 電話は「SIMの開通をお願いします」と言って、本人確認をして終わりです。 「15分以内には開通します。」と言われるので、この間にAPN設定をしておきましょう。 中に入っている紙の通りにやれば大丈夫です。

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ちなみに僕は電話の前に、すでにAPN設定を終わらせていたのですが、ここでちょっとやらかしてしまいました。 今回iPhone自体を機種変更したので、新しいiPhoneの設定をし、その後すぐにAPN設定をしていました。 その後、新しいiPhoneにバックアップを復元していたのですが、こうするとバックアップ復元前に既にしていたAPN設定は消えてしまうんですね。 オペレーターの方に「15分経っても繋がらなかったら、電源を切ってSIMの抜き差しをしてくださいね」と言われていたので、僕はなかなかこれに気づかず、何回も抜き差しをしていました笑。 機種変更の場合は、バックアップの復元をしてからAPN設定をしましょう。 左上に「docomo」の文字が出て、無事ネットに繋がれば完了です。 この時点で、NMP転出側のキャリアは解約となります。

MNP手順のまとめ

  • 全プラン対応パック(Amazon)の場合
    1. MNP予約番号を取得
    2. パッケージの購入
    3. ネットでSIMの契約・申込み
    4. SIMが届いたら、開通センターに電話・APN設定
  • 店舗・公式サイトで購入の場合
    1. MNP予約番号を取得
    2. 店舗又はネットでSIMの契約・申込み
    3. SIMが届いたら、開通センターに電話・APN設定

配送に時間がかかったり、電話が繋がらなかったりするかもしれないので、1週間くらい余裕をみておくといいです。(機種変更も同時にする方は、バックアップや、復元などの時間も考慮しておきましょう。)

実際に1ヶ月使ってみた感想

2月末に契約して1ヶ月ちょっと使っていますが、概ね満足しています。 YouTubeなどはスマホではあまり見ないものの、試したところ問題ありませんでした。 何よりも、今まで毎月8,000円以上払っていた携帯料金が2,000円で済むようになったのは本当に嬉しいです。 ソフトバンクで仮に30,000円分くらいの引き止めポイントなどをもらったとしても、5ヶ月格安simを使えば取り返せてしまいます。   ただ、通信速度はソフトバンクに比べればやはり遅いです。 文字の表示は速いので、ネット検索をしたり、ブログを読んだりする分には全然問題ないですが、画像が完全に表示されるまでには若干のタイムラグがあります。 あとはたまーに地下鉄で走っているときは表示が遅くなることがあります。(駅に止まっているときは問題ないです。) App Storeからのアプリのダウンロードは通信量がかからないのですが、これはちょっと時間がかかります。 複数のアプリを一気にインストールしたいときは、Wi-Fiに繋いだほうがいいかもしれません。   料金体系がシンプルでわかりやすいのも嬉しいです。

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オプションをほとんどつけていないこともありますが、ソフトバンクの時は請求内訳と合計額が違っていたり(おそらく請求内訳にはポケットWi-Fiの金額が含まれていなかったのかもしれませんが、それを確認する方法がわかりませんでした)して、それもかなり不満でした。 キャリアのプランの料金体系は複雑でわかりにくいですよね。 単に料金を安くしたいだけでなく、スッキリしたい方にも格安simはおすすめです。 僕は初めてだったので戸惑う部分もありましたが、この記事を見ながらやっていただければ、初めてMNPする方でも簡単にできると思います。 FREETEL以外の会社の場合でも、選ぶときのポイントや手順はだいたい同じかと思うので、少しでも参考になれば幸いです。

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Seiji Aihara / 相原 征爾

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