mixhostでメールサーバー移転(DNSレコード変更)中に受信したメールを確認する方法。
メールサーバー移転時に心配なのがメールの受信漏れです。
mixhostでは、メールサーバー移転中に受信したメールを確認することができます。
目次
メールサーバー移転時はメールの取りこぼしに注意
前回記事にしたようなメールサーバーとブログ・HPサーバーを別にするケースでは、ネームサーバーを書き換えてからDNS設定をし、メールサーバーを元に戻す手続きが必要になります。
ただ、このメールサーバー切替時にもメールを受信する可能性があります。
一般的には、旧メールサーバーから新メールサーバーへの移転時に、メールの設定が間に合わないと旧メールサーバー宛に送信されたメールは上手く受信できずに返送されてしまうことがあるのです。
上記の記事の例では、Google Workspaceからサーバーを一旦mixhostに移し、再度Google Workspaceに戻すわけですが、この間に受信したメールは見れなくなってしまうのでは?という懸念があります。
Google Workspaceのヘルプを見ると、このメール取りこぼしの影響を最小限にするための方法として、
- MXレコードの変更はメールの少ない時間帯に行う
- 主要な連絡先にメールサーバーの変更についてあらかじめ連絡しておく
といったことが挙げられています。
この2つについては「確かにそうなんだけど…」という感じですよね。
メールの少ない時間帯にもメールは来る可能性がありますし、連絡先が多いとすべての連絡先にアナウンスするのは大変です。
また、そもそもメールサーバーとブログサーバーを別にする場合は設定が必要なことを知らず、ネームサーバーの変更後時間が経ってからDNS設定をするケースもあると思います。(実は今回がそのケースでした…)
そのため、メールサーバー移転中に受信したメールも確認できると便利なのですが、mixhostにはその機能も備わっています。
mixhost側で受信したメールの確認方法
mixhostのマイページにログイン→トップページの「有効なサービス」→左のメニューの「アクション」の中の「cPanelにログイン」でコントロールパネルにログインします。
「電子メール」の中の「電子メール アカウント」をクリックします。
最初から作られている「既定値」となっている方の「Check Email」をクリックします。
左上の「Open」をクリックします。
このように、メールサーバーをmixhostに移した後のメールが届いています。
ずいぶん回りくどい書き方になってしまいましたが、要は今まで使っていたメールアドレスと同じアドレスをmixhost側で改めて作成しなくても、最初からメールは見れるようになっているということです。
Google Workspaceでのメールログ確認方法
なお、今回の例と同じようにGoogle Workspaceを使っている場合は、管理画面の「レポート」→「監査」→「メールログ検索」でアドレスや期間を指定して受信したメールのログを確認できます。(メールの内容自体は見れません)
こちらとGmailのメールボックス、mixhost側のメールボックスを照らし合わせ、漏れがなさそうであれば大丈夫かと思います。
今回の方法は簡単なのですが、調べてもなかなか出てこなかったので記事にしました。
同じようにメールの確認方法で困っている方のお役に立てれば嬉しいです。
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Postscript執筆後記
週末は仲間と演奏。以前ブログに少し書いたレフティでの初演奏でした。