事業を運営していく上でのリスクヘッジとして、融資を受けておくのも手です。

今なら「コロナ融資」がおすすめです。

目次

借りられるときに借りておく

「お金を借りるなんて。」

そう思われる方も多いかもしれません。

たしかに事業をするのが初めての方にとっては、「お金を借りる」と聞くと、カードローンだったり、消費者金融だったり、あまり良いイメージがないかもしれません。

しかし、事業をやっている人たちから見れば、借入は一般的です。

順調な会社や大きな会社ほど、銀行など金融機関との取引があるものです。

 

借入をしておくと、資金繰りで悩まなくてすみます。

事業の形態にもよりますが、創業から半年〜1年くらいは売上が安定せず、収入より支出の方が多いことも珍しくありません。

日に日に減っていく預金残高を心配していては、目の前の仕事や営業に集中できません。

また、借入をして手元にキャッシュを残しておくことで、無理して仕事を取りに行かなくて済みます。

手元にお金があれば、望まない仕事や腕が上がらない仕事はときには断ることができます。

創業期の大事な時期にしっかり営業をしたり、勉強をしたり、仕組みづくりをする時間を捻出することができるのです。

「そうは言っても利息は負担」と思われるかもしれませんが、借入額によっては月に数千円、年間で数万円にしかならないことも多いです。

「安心料」と考えれば、安いものではないでしょうか。

 

「本当にピンチのときに借りればいい」という声もあるかと思います。

しかし、本当にピンチのときには、誰もお金は貸してくれないのです。

これは当たり前の話で、明らかにお金を返してくれなさそうな人には誰もお金は貸しません。

銀行も同じで、きちんと返済能力のあるフリーランス・会社にしかお金は貸さないのです。

ピンチのときに借りようと思っても、手遅れの可能性が高いです。

もし借りて使わなかったら、そのまま返せばよいのです。

借りられるときに借りておきましょう。

コロナ融資とは

創業期の融資としては日本政策金融公庫の創業融資が有名ですが、今ならコロナ融資もあります。

正式名称は「新型コロナウイルス感染症特別貸付」、通称「コロナ融資」は、コロナの影響で業績悪化している事業者を対象とした融資です。

詳しい要件は公庫のサイトを見ていただければと思いますが、最近1ヶ月または過去6ヶ月の平均売上高が、一定の期間と比較して5%以上下がっていれば借りることができます。

新型コロナウイルス感染症特別貸付|日本政策金融公庫

 

かつての持続化給付金などと違い売上高が5%以上下がっていれば良く、業歴が3ヶ月(月の途中で開業した場合はその月も1ヶ月とカウント)以上であれば対象となります。

創業したばかりのフリーランス・会社でも借りやすいかと。

無担保で、据置期間を含めた融資後3年目までは利率も低くなっています。

さらに、一定の要件に該当すれば、中小企業基盤整備機構というところから利子補給を受けることができ、当初3年間が実質無利子となります。

準備しなければならない書類もそこまで多くないため、初めて融資を受けようとする方にも大変おすすめです。

コロナ融資実行までの流れ

まずはこちらに書かれている必要書類を準備し、管轄の公庫の支店に郵送します。

売上の減少がわかるように、元帳を印刷したものも入れておくと良いかと思います。(どのみち後で提出を求められるので)

 

書類が公庫に届くと、公庫の担当者から電話で連絡があります。

その後、面談で事業の概要や現在の状況などを説明し、審査に通れば、借用証書など借入に必要な書類一式が送られてきます。(審査は早ければ1週間ほどで終わります。)

ここまで来ると、ほぼ融資は決定していますので喜んで大丈夫です。

ただし、この後が少し面倒です。

まず、借用証書には実印の押印と、印鑑証明書の添付が必要になります。

法人の場合は設立のときに実印を作っているはずですが、フリーランスの方はまだ実印がないという方もいらっしゃるかもしれません。

この機会に作り、印鑑証明書も取っておきましょう。

次に、「預金口座振替依頼書」という書類が同封されているのですが、こちらは銀行の窓口に出向いて確認印をもらう必要があります。(通帳の支店でなくても大丈夫です。)

また、通帳コピーの同封も必要です。

ちなみに、「団体信用生命保険」という保険の加入案内が入っていますが、こちらは借入者にもしものことがあり返済ができなくなった場合に、代わりに返済してもらえる保険です。

掛け金も安く、借用証書などと一緒に公庫に書類を送るだけで手続きできますので、特に理由がなければ入っておくのが良いと思います。

実印・銀行届出印・個人印など、ハンコを押す箇所が沢山ありますが、ここは頑張って押しましょう。

書類に不備がなければ、書類を発送してから1週間程度で口座に入金されます。

 

「お金を借りる」と聞くと抵抗がある方も多いかもしれませんが、借りられるときに借りておくというのは事業を継続していく上で重要な戦略です。

コロナ融資、ぜひ検討してみていただければ。

 

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Postscript執筆後記

先日ハードコンタクトレンズを片方失くしてしまい、現在ソフトの使い捨てで代用していますが、乱視が強くて文字が読みづらいです…
ソフトも近々作り直そうか検討中です。

Something New一日一新

八福寿屋

\本を出版しました/

Seiji Aihara / 相原 征爾

Seiji Aihara / 相原 征爾

『独立は最強の解決法』という理念のもと、長期的な視野と絶妙なバランス感覚で人生を楽しむことをサポートする、ひとりビジネス専門税理士。ひとり社長。

得意な仕事はクラウド会計の導入・ペーパーレス化・経理業務効率化・各種シミュレーション・独立支援など。
遠方・オンライン・スポット対応可能です。
簿記がわからなくても、一から経理ができるようにお伝えします。
Windows・Mac両対応。

音楽、映画、インターネット、カレー、クラフトビールが大好き。
名刺、ロゴ、WordPressテーマ、本の表紙から音楽まで自作する、自称超クリエイティブ。

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著書 『知識・経験ゼロでも独立して人生を楽しむ方法』