ネットでサービスや商品の申し込みを受付けている場合は、クレジットカード決済ができると便利です。

今回は、手数料が3.6%と安く、審査不要でその日から使えるStripeで法人アカウントを作り、クレジットカード決済を導入する手順を紹介します。

目次

アカウント作成

まずは、以下のページからアカウントを作ります。

Stripe

 

メールアドレス、法人名、パスワードを入れます。

  Stripeアカウントの作成 

登録したアドレスにメールが届きますので、「メールアドレスを確認」をクリックします。

メールアドレスを確認する

「支払いの受け取りを設定する」をクリックして事業の内容を入力していきます。

Stripeでビジネスの情報を入れていく

法人番号を入れると法人名が自動で入力されます。

法人名は法人番号から自動入力可能

途中、法人の取締役について追加入力するところがありますが、ひとり社長の場合はここは入力しなくても問題ありません。(入力しなくても次の画面に進めます)

 

「改正割賦法に関する質問」というところは、分かる範囲でありのままを答えれば問題ないかと。

 

「顧客向けの表示情報」というところで店舗名やサービス名を入れます。

カタカナ表記や短い表記も入れる必要があります。

とりあえず会社名を入れておけば良いかと思います。

顧客向けの表示情報はすべて入れる必要がある

 

入金口座を入れていきます。

Stripeで入金口座の入力

会社の口座は「カ)」とか「(ド」などの略称も必要です。

表記がわからなければ、個人のネットバンクにログインし、今回の法人口座に振り込む直前の画面まで進めば確認できます。

 

2段階認証の設定です。

今回は「SMSを有効化」にしました。

Stripeで二段階認証の設定

ショートメッセージが送られてきますので、記載のコードを入力して認証します。

「バックアップコード」というものが表示されますので、こちらは忘れずに保存しておきましょう。

 

僕はTouch IDも追加しました。

タッチアイディも追加できる

「売上税、VAT、GST を自動計算」というところは、ご自身が提供する予定のサービスや商品を選んでおけば良いでしょう。

後からでも設定することができます。

「売上税、VAT、GST を自動計算」は後からも設定可能

オプションで寄付の設定もできます。

Stripeは寄付の設定もできる

最終確認して下の「完了」をクリックします。

確認して完了

決済用リンクの作成

ここから商品ごとの決済リンクを作っていきます。

「ホーム」タブの「支払いリンクの共有」というところの「開始」をクリックします。

Stripeで支払いリンクの作成

「支払いリンクを作成」をクリックします。

決済リンクを作成していく

商品名等を入れていきます。

商品名や価格を入力

プレビューを見て問題なければ、右の「リンクを作成」をクリックします。

実際の見た目を確認しながら設定できる

「コピー」をクリックするとコピーできますので、これをメール等に貼り付ければお客様に決済リンクを送ることができます。

決済リンクはメールなどにコピペして使う

なお、赤字で「アカウントが確認できません」みたいに出ているときは、本人確認をする必要があります。

免許証などをアップロードして本人確認します。

 

Stripeで本人確認

僕は免許証を使いましたが、数分程度で認証されました。

 

それでは、実際にテスト商品を作って決済してみます。

「商品」タブ→「商品を追加」で新しい決済リンクを作れます。

なお、この記事を書いている現在では、設定できる商品の最低金額は日本円では50円からとなっています。

テスト決済用の商品を作る

作ったリンクにアクセスすると、以下のように表示されます。

テスト決済のリンクにアクセス

無事に払うことができました。

テスト決済が完了

「残高」タブを確認すると手数料が引かれて無事入金されています。

反映も速いです。

決済されると残高に反映される

ちなみに、決済されると自分宛てにメールが届きます。

いちいち入金されたかどうか確認しにいかなくて良いのも素晴らしいですね。

メール設定

ところで、初期設定では決済後に上記の「お支払いいただきありがとうございます」という画面が表示されるだけで、決済後に決済者にメールなどが届かない設定になっています。

Amazonをはじめとするオンラインショップでは、決済後に確認メールが届くのが普通です。

そのため、メールがないことで無事に決済できているのかどうかお客様を不安にさせてしまう可能性もあります。

決済完了の通知と、合わせて領収書もメールで送られてくるように設定しておく方が親切です。

 

右上の歯車マークから設定を開き、「ビジネス設定」の「メール」をクリックします。

顧客に送るメールを設定

「顧客へのメール内容」というところで、「成功した支払い」「返金」をそれぞれオンにしておきましょう。

Stripeで支払い後にメールが送られるようにする

ちなみに、領収書に電話番号を載せたくないというケースもあるかと思います。

その場合は、設定の「公開情報」→「公開ビジネス情報」の「サポート電話番号」のチェックを外せば、領収書に表示されなくなります。

Stripeで領収書に電話番号を載せないための設定

なお、「公開ビジネス名」というのが領収書に記載される名称になりますので、こちらも希望のものを設定しておきましょう。

 

これでテストしてみると、このようにメールで領収書が送られてきます。

 

Stripeからの領収書メール

 

僕はこの記事を書きながら設定したのでだいぶ時間がかかりましたが、30分もあれば決済リンクの作成とメール設定までできるのではないかと思います。

サービスメニュー

Postscript執筆後記

今日はクレジットカード決済の導入とブログ執筆、自社の決算などを。
マクロが上手く動かず、もうちょっと勉強しないとなぁと。

ランチのときに流していたFKJのJust Pianoというアルバムがかなり気に入り、午後も仕事中ずっと流していました。
本当に素晴らしいアーティストです。

Something New一日一新

Amazonアプリ
クレジットカード決済導入
Stripeでテスト決済

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Seiji Aihara / 相原 征爾

Seiji Aihara / 相原 征爾

お金・時間・やりがいなどのバランスを取り人生を楽しむことをサポートする税理士・ミュージシャン・ひとり社長。
ブログ「FAVPRESSO」では生き方・ミニマリズム・ひとり仕事の効率化・音楽・おすすめアイテムなどについて発信。

得意な仕事はクラウド会計の導入・ペーパーレス化・経理業務効率化・各種シミュレーション・独立支援・デザインに関するコンサルティング・アコギの初め方サポートなど。
遠方・オンライン・スポット対応可能です。
簿記がわからなくても、一から経理ができるようにお伝えします。
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音楽、映画、カレーが大好き。
名刺、ロゴ、WordPressテーマ、本の表紙から音楽まで自作する、自称超クリエイティブ。

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