テレワーカーのミュージシャンはコンデンサーマイクを打ち合わせでも使おう。
普段宅録などをしていて既にコンデンサーマイクを持っている場合は、そのマイクをオンラインミーティングでも使うのがおすすめです。
目次
打ち合わせ用マイクの選択肢
会社員でテレワークをされていたり、在宅でフリーランスとして仕事をされている方であれば、必然的にオンラインミーティングが増えます。
オンラインミーティングで必要になるもののひとつに、マイクがあります。
もちろん、だいたいどのパソコンにもマイクは付いていますので、特に別で用意しなくても打ち合わせはできます。
ただ、パソコンによっては音質が良くないこともあります。
M1チップのMacBook Airであればマイクもそれなりに音が良いですが、多くのWindowsパソコンではイマイチだったりします。
マイクの解像度が高い方が相手としては声が聞き取りやすいですし、聞き返さなければならないケースが少なくなります。
また、解像度が高いことで、良い意味で“オンライン感”を減らすことができ、実際に会って話しているときの感覚に近づけることができます。
マイクの音質を上げることで、よりオンライン打ち合わせをスムーズに行うことができるはずです。
マイクの音質を上げるには、外付けのマイクを導入することになります。
オンラインミーティング用のマイクとしては、主に
- ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン
- USBマイク(USBコンデンサーマイクを含む)
- コンデンサーマイク(またはダイナミックマイク)
といった選択肢があります。
一番手軽で持ち運びもしやすいのはマイク付きイヤホンです。
ただ、マイクの音質が上がるかどうかは微妙なところです。
ヘッドセットも便利ではありますが、人によっては長時間頭や耳に何か付けたままミーティングをするのは好きではないという方もいらっしゃるでしょう。
見た目的にもちょっといかつくなりがちです。
一般的におすすめなのはUSBマイクです。
USBマイクであれば、パソコンのUSB-AまたはUSB-C端子につなぐだけで使うことができ、簡単に音質を上げることができます。
最近は安くて高解像度のUSBマイクも色々出ていますので、オンライン打ち合わせ、オンラインセミナー、YouTube動画などだけを考えるのであれば、USBマイクで十分でしょう。
USBマイクで録ったギターの動画などを見ても、安いコンデンサーマイクより断然音が良いと感じます。
僕も一時期「USBマイクほしいなぁ」と思い、色々なレビュー動画を見たりしていました。
しかし、あるとき「そういえば、すでに持ってるコンデンサーマイクを打ち合わせでも使えばいいのでは?」ということに気づきました。(気づくの遅い…)
音楽活動をされていたり、宅録やDTMをされている方であれば、すでにコンデンサーマイク(またはダイナミックマイク)とオーディオインターフェースをお持ちかと思います。
もちろんモノにもよりますが、ある程度の価格以上のコンデンサーマイクであれば、コンデンサーマイク+オーディオインターフェースの方がUSBマイク単体より音質は良いと感じます。
そのため、すでにコンデンサーマイクを持っている場合は、改めて打ち合わせ用にUSBマイクを購入する必要はないと考えています。
コンデンサーマイクを使うには
すでにデスク上にマイクをセッティング済みの方は、この部分は読み飛ばしていただければと思います。
コンデンサーマイクを打ち合わせ時にも使うには、すぐに使えるようにしておく必要があります。
コンデンサーマイクは、
- マイクスタンドをセットする
- そこにマイクをセット
- マイクにマイクケーブルをつなぐ
- マイクケーブルのもう片方の先をオーディオインターフェースにつなぐ
- オーディオインターフェースをパソコンにつなぐ
- オーディオインターフェースのスイッチを入れ、インプットとアウトプットのボリュームを調整する
といった工程があり、セッティングが非常に面倒くさいです。
以前は僕もこのセッティングが億劫で、結局パソコンの内部マイクを使っていました。
この面倒くささから解放されるためには、常にマイクもオーディオインターフェースもセットした状態にしておき、スイッチとボリュームをいじればすぐに喋れる状態にしておくのがおすすめです。
ちなみに、マイクとオーディオインターフェースをデスクに置いておくためには、ある程度のデスクの広さが必要です。
デスクを買えるのであれば、大きめのデスクを買ってしまうのが手っ取り早いです。
ただ、諸事情により買い替えが難しいという方もいらっしゃるでしょう。
「机が狭くてマイクとオーディオインターフェースをセットできない」という場合は、デスクエクステンダーを付けるという解決策もあります。
僕も机が小さく、以前は宅録のたびに毎回セットしていたのですが、デスクエクステンダーを買ってから常にセットしておくことができるようになりました。
マイクとオーディオインターフェースを常にセッティングしておけば、オンラインミーティングはもちろん、宅録もすぐに始めることができます。
普段の仕事だけでなく、音楽活動も効率化できるわけです。
コンデンサーマイクを使うときの設定・注意点
コンデンサーマイクをセットしたら、後はオンラインミーティングツールで設定するだけです。
オーディオインターフェースをPCに繋いでいれば、ZoomやGoogle meetのマイク設定でオーディオインターフェースの名前が出てくるはずですので、それを選択します。
このとき、出力も自動でオーディオインターフェースになっていることがありますが、ヘッドホンを繋がない場合は、出力はパソコンのスピーカーか、音を出したい別のスピーカーを設定しておきます。
(こうしないと音が聴こえません)
また、打ち合わせ前に音量も確認しておきたいところです。
普段ボーカルの録音などではマイクに口を近づけることが多いため、インプット音量は小さめにしていることが多いです。
一方、僕の場合、ミーティング時はマイクは口元から離れた位置にセットしています。(カメラに映らないか、映っても端の方の位置にセット)
もちろん口元に近づけて喋っても良いのですが、そうするとマイクが目立ち過ぎてしまうのと、パソコンの画面が見づらくなるからです。
マイクを口元から離す場合は、普段よりインプット音量を大きめにしておきましょう。
ZoomやGoogle meetは音量のテストやテストの録画ができるので、それを使って確認します。
コンデンサーマイクを打ち合わせでも使えば、
- 音質が良くなる
- 改めてマイクを買わなくて済む
- お気に入りのマイクを使うことで、打ち合わせ自体が楽しくなる
といったメリットがあります。
すでにコンデンサーマイクをお持ちの方は、ぜひ打ち合わせでも使ってみていただければと思います。
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Postscript執筆後記
今日は勤務時代の同僚と久しぶりにランチを。色々な話ができ楽しかったです。
結婚もされたとのことで、おめでたいです。
Something New一日一新
モスバーガー 東武池袋店ポムの樹 池袋東武