先日、会社を設立しました。

フリーランスの税理士である僕が、会社を作ろうと思った理由について書いておきたいと思います。

目次

勉強のため

会社を作った目的のひとつは、自分の勉強のためです。

何事もそうなのですが、自分で経験してみることが一番の勉強になります。

税理士として、今まで十数人以上の方の法人設立に携わってはきたものの、僕自身は会社設立を経験したことがありませんでした。

自分でやってみて初めてわかること、感じることが沢山あると思い、今回自分で作ってみた次第です。

実際に、

  • 会社名はどうするのか
  • 独自ドメインのメールアドレスはどうやって作るか
  • 資本金はいくらにするか
  • 株式会社にするか、合同会社にするか
  • 決算期はいつにするか
  • 銀行口座はどこにするか、どうやって作るか
  • 社会保険の手続きはどうやるか

など、当事者として悩んだり調べたりしたことで初めて身になることが沢山ありました。

 

また、法人ならではの節税を試してみたかったというのもあります。

個人事業と比べると、法人の方が節税方法が豊富です。(それでもパターンはある程度限られていますが)

  • 社宅
  • 生命保険
  • 経営セーフティ共済

などを今後やっていきたいところですが、

  • 役員報酬
  • 社会保険

はすでに試しています。

特に、サラリーマンの給与ベースの社会保険は高いことが多いですので、早めに法人を作って会社で社会保険に入るというのも手です。

お客様のため

会社を設立したのはお客様のためでもあります。

 

税理士業は個人事業主としてやっていますので、ある意味、フリーランスの方とは同じ立場です。(税理士か他の業種かという違いはありますが)

ただ、「社長」は経験したことがなく、独立しているという点では同じでも、やはり会社を持っている、会社を経営しているという点では未経験なわけです。

今は単発のお客様は個人の方、法人の方、会社員の方がバランス良くいらっしゃる形なのですが、顧問は法人のお客様が多いです。

自分が法人を作ってみることで、より法人のお客様のお役に立てればと考えました。

 

税理士はお客様の疑問・質問に答えることが多いですが、何だかんだネットや本で調べたり、上司や先輩に教えてもらったことを伝えているだけのことが多いのです。

特に、勤務時代なら尚更そうで、自分が会社しかやったことがないのである意味当たり前ですし、仕方がないことではあります。

ただ、お客様から質問されたことに答える際も、やはり自分でやっていることかそうでないかで伝わり方や熱意も変わってくると感じています。

「実際に自分でやってみて、経験に基づく身のこもったアドバイスがしたい」をいう想いがあり、それが独立した理由のひとつでもあります。

実際に会社を作ってみて、税務・会計的な面はもちろん、

  • 資金繰りはどうするか
  • 決済方法はどうするか
  • 普段の経理はどうするか、会計ソフトは何を使うか
  • どうやって営業するか
  • 税金はどうやって払うか

など、色々考えることがあり、勉強になっています。

そして、その勉強したことは顧問や単発のお客様へフィードバックできます。

ブログなどで発信すれば、まだお会いしたことがない方のお役に立つこともできます。

 

法人は赤字でも税金がかかりますので、税金の痛みを知ることができるというメリットもあります。

(個人でも税金は払いますが、確定申告では還付になるケースが多いかと)

売上の柱を作るため

そして、せっかく会社を作ったからには売上を上げていきたいものです。

ちなみに、作ったのは税理士法人でも、会計法人でもありません。

税理士法人は税理士が2人以上いないと作れないことになっています。(弁護士や社労士は1人でも作れるのですが、なぜか税理士はだめです…)

僕はひとりで仕事をすることを選んでいますので、今のところ税理士法人を作る予定はありません。

また、記帳代行などを請け負う、税理士事務所の外注先としての会計法人でもありません。

税理士業は個人事業主として行い、会社は税理士業以外の仕事を増やすために作りました。

今のところ、

  • コンサルティング
  • ブログ収入
  • Kindle本の売上

がメインですが、今後は

  • セミナー
  • コンテンツ販売
  • YouTube
  • メルマガ
  • 執筆

などもやっていく予定です。

 

会社を設立すると、税金はもちろん、それなりの設立・運営コストもかかります。

その分、「せっかく作った会社を使わなきゃ」という気にもなります。

自分に発破をかけるという意味でも、法人設立はおすすめです。

なお、一般の方に対しては、経理が大変になりますので、個人・法人の両建てはあまりおすすめしていません。

ひとり税理士業のように個人でしかできない業種であれば、会社を作ってみてはいかがでしょうか。

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Postscript執筆後記

今日はとある書類を都税事務所に提出。
税務ソフトが対応していなかったため、手書きで提出しました。

Something New一日一新

第十一号様式

\本を出版しました/

Seiji Aihara / 相原 征爾

Seiji Aihara / 相原 征爾

お金・時間・やりがいなどのバランスを取り人生を楽しむことをサポートする、東京の30代税理士。ひとり社長。

得意な仕事はクラウド会計の導入・ペーパーレス化・経理業務効率化・各種シミュレーション・独立支援など。
遠方・オンライン・スポット対応可能です。
簿記がわからなくても、一から経理ができるようにお伝えします。
Windows・Mac両対応。

音楽、映画、インターネット、カレー、クラフトビールが大好き。
名刺、ロゴ、WordPressテーマ、本の表紙から音楽まで自作する、自称超クリエイティブ。

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著書 『知識・経験ゼロでも独立して人生を楽しむ方法』