「できないよ」「無理だよ」はアドバイスではない。あなたを成功から遠ざける言葉は聞き流せ!
自分の考えやビジョンを語ったときに、必ず出てくるのが、 「そんなのできないよ」 「そんなの無理」 という反対意見です。 こういう言葉を真に受けていると本来達成できることができなくなってしまいます。 根拠のないネガティブな意見は聞き流すようにしましょう。
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ネガティブ・アドバイスは“親身なアドバイス”ではない
友人や先輩との会話で、「これはどのようにしたいか」とか、「将来どうしたいか」と言った話になることがあります。 それに対して、自分の考えを語ったところ、否定されることがあります。 そのような否定は忠告のつもりで言っているのかもしれませんが、大抵の場合、根拠がなく、無責任なアドバイスであることが多いのです。 「アドバイザー」とか「コンサルタント」と聞くと、「すごい」「自分にはできない」とか思う人が多いでしょう。 それでも、人は他人との会話の中で、無意識のうちに、良くも悪くも「アドバイザー」になってしまっています。 そんな“無意識なアドバイザー”がするアドバイス、特に“ネガティブ・アドバイス”は、本当にあなたのことを思って言ってくれていることは少ないです。 単純に、自分の言いたいことを言っているだけのことが多いのです。
「無理だよ」と言ってくる人はやってみたことがないだけ
人は、自分の経験に拠ることでしかアドバイスすることはできません。 自分が経験していないことや、自分がやってきたことと逆のことは否定しがちになります。
- あと〇〇年で独立なんて無理だよ
- 一人でなんてできないよ
- この業界で年収〇百万円なんて無理
- 残業をなくすなんてできない
- 繁忙期をなくすなんて無理
- 週休3日なんて無理
- 運命の人なんていない
このように否定してくる人は、大抵の場合、その事柄について行動を起こしたことがなく、もし行動を起こしていたとしても失敗している人です。
- あと〇〇年で独立なんて無理だよ→〇〇年で独立したことがない
- 一人でなんてできないよ→一人でやったことがない
- この業界で年収〇百万円なんて無理→年収〇〇万円を達成したことがない
- 残業をなくすなんてできない→残業をなくそうと本気で思っていない、本気で残業をなくす努力をしていない
- 繁忙期をなくすなんて無理→繁忙期は仕方ない、当たり前という思考にとらわれている、本気で繁忙期をなくそうとしていない
- 週休3日なんて無理→週休3日をやったことがない
- 運命の人なんていない→運命の人と出会ったことがない
このように、「無理」「できない」と言ってくる人は、実際にやってみたことがないか、そもそもやってみようとは思わず、あなたとは考えが違う人である可能性が高いのです。 誰でも、自分の考え方や、自分がやってきたこと、自分ができなかったことを否定されるのは怖いですし、それを他人にも肯定してもらいたいと思うのは自然なことです。 しかし、ネガティブ・アドバイスをする人というのは、自分の経験の有無だけで「できない」「無理」を他人に押し付けてしまっています。 ネガティブなことを言う人は、成功していない人です。 そのような人は、心の奥底ではあなたにも成功してほしくないと思っています。 自分と同レベルでいてほしいのです。 優しい人や、感受性が強い人ほどネガティブ・アドバイスを聞いてしまいがちですが、こういう言葉を真に受けても良いことはありません。
「できないよ」と言ってくる人がいる一方で、「できる」と言ってくれる人も必ずいる
僕は、ネガティブなアドバイスをしてくる人とは価値観が合わず、仲良くなれないことが多いので距離を置いています。 それでも、生きている以上、ネガティブなことを言ってくる人は現れます。 「ネガティブ・アドバイスを受けて、落ち込んでしまった、自信がなくなってきた…」 そんなときは、「できると言ってくれる人」「できる理由」を探しましょう。 どんな世界でも、「こんなことできるのかな」と思っても、大抵のことはすでにやっている人がいますし、「本当にできないこと」なんてほとんどないものです。 幸い、僕には「できる」と言ってくれる尊敬する友人たちがいますし、成功している人ほど「できるやり方」を提供してくれています。 周りにやっている人がいなかったり、自分では全く思いつかなくても、ネットや本で探せばだいたい「やっている人」や「できるやり方」が見つかります。 僕の考えていることややっていることは、税理士業界の中では少数派なので、同業者や諸先輩方には理解してもらえないことが多いです。 それでも、常に「できる理由」を探してきましたし、ネットや本で自分と同じような考え方の人の存在も知ることができました。 自分の「できる」という想いを大切にしてきた結果、迷いも少なくなってきましたし、モチベーションが上がり、進むべき方向が固まってきたと感じています。 “ネガティブ・アドバイザー”が「無理」と言ってくることは、その人がやり方を知らないだけです。 その人にやる気がなく、勉強不足・インプット不足からくる発言でしかないのです。 あなたの方が向上心があり、1歩も2歩も進んでいます。 「できる」ことに前例や根拠があるなら、自分のやろうとすることに自信を持ちましょう。 ネガティブ・アドバイスはあなたからエネルギーを奪うだけです。 聞き流し、「できる」と言ってくれる人に夢を語り、「できる理由」を探すようにしましょう。