音楽好きなら、物件の遮音性・防音性は内見のときに確認した方がいい。
部屋の音漏れは実際に住んでみないとわからないことが多いです。
それでも、音については、可能な限り内見時に確認した方が良いと考えています。
目次
防音性・遮音性は住んでみないとわからない
物件の防音性や遮音性は、実際に住んでみないとわからないことが多いです。
たまたま内見時に隣人が大きな音を出していて、「この物件は隣の部屋の音が聞こえやすい」とわかる場合もあります。
ただ、内見時間は限られており、多くの場合、そのタイミングでちょうど隣や周囲の音が聞こえるとは限りません。
物件が鉄筋コンクリート造なら、一般的には木造よりも遮音性・防音性は高いと言われています。
しかし、隣の部屋との壁は薄かったり、木造であっても角部屋だったり間取りが工夫されていれば隣の音は気にならないケースもあります。
僕は今まで2つの鉄筋コンクリート造のマンションに住んできました。
1つ目は、普段はほとんど気にならないものの、たまーに隣の家の人の音楽がうっすらと聞こえるレベル。
2つ目は、夜中でもアコギが弾けるくらい全く隣人の音は気にならないレベルの物件でした。
これも、やはり実際に住んでみて分かったことで、ギターをガンガン弾いても問題ない物件に当たったのは幸運でしかありません。
音楽好きなら、自分の出す音は確認しておきたい
誰でも、防音性や遮音性の高い物件には住みたいと思うものです。
ただ、一般的には、「周囲の音が気になるかどうか」という点を気にされる方の方が多いでしょう。
一方、普段音楽を良く聴いたり演奏される方であれば、周囲の音が入ってきやすいかどうかに加えて、「自分の出す音が部屋の外に聞こえるか」は人一倍気になるものです。
音楽が好きな場合、スピーカーから出す音量はついつい大きくしがちではないでしょうか。
音量が大きな方が、重低音が体に響き、ボーカルの息遣いやアレンジの細部も伝わってくるため、聴いていて気持ちが良いからです。
また、ピアノやギターなどの楽器を演奏する場合は、その音が外に漏れていないか気になるでしょう。
仮に、実際に住んでみて音漏れがしやすい物件とわかった場合でも、音楽を聴くだけであれば、音量を下げたりヘッドホンで聴いたりすれば何とかなります。
演奏する場合も、電子ピアノであればヘッドホンをつなぐことができますし、サイレントギターや電子サックスなどを使えば出音はほとんど気になりません。
アコギであれば、サイレントピックを使ったり、サウンドホールカバーを付ければかなり生音も小さくできます。
ただ、宅録をしたり演奏動画を自宅で撮りたい場合など、どうしても音量を下げない状態での生音を出したいときもあります。(心置きなく音を出したいのであればスタジオに行くのが一番ではありますが)
僕もそうなのですが、「どうしても自宅で演奏したい、宅録したい」という場合には、自分の出す音がどれくらい外に聞こえるか、入居前に確認しておきたいところです。
内見時に防音性・遮音性を確認する方法
冒頭でお話ししたように、隣人の話し声などの周囲の音はタイミングによっては自分の部屋まで聞こえるかどうか確認できないことが多いです。
一方で、自分の出す音が部屋の外まで聞こえるかどうかは確認できる場合もあります。
かなり大胆ではありますが、ギターなど持ち運べる楽器であれば、内見時に持っていき、実際に音を出してみるという方法があります。
不動産屋さんにギターをかき鳴らしてもらうというのは少々無茶振りですので笑、部屋の外にスマホを置き、自分は部屋の中でギターを弾いてそれをスマホで録音してみます。
後でスマホで録音したものを聴いてみてギターの音が聞こえれば、外にも音が漏れているということになります。
スマホやスピーカーから出る音量についても確認できます。
部屋の中でスマホやスピーカーから音楽を流した状態で、自分はドアの外に出ます。
ドアを閉めて中の音楽が聞こえれば、音が漏れているということになります。
実際に、僕は今日この実験を新居でやってみました。
Spotifyでロックよりのちょっと騒がしめの曲をMAX音量の7割くらいでiPhoneから流し、リビングと風呂場に置いて外に出てみました。
風呂場にも置いたのは、僕は入浴中にiPhoneから音楽を流して歌を歌うのが好きだからです。笑
結果は、残念なことに普通に玄関の外まで音楽が聴こえてしまいました。
壁の問題というよりも、窓から音が漏れているようです。
このままではギターを普通の音量で弾くのが難しいです。
遮音シートを貼るか二重サッシをDIYするかなどして、今後何かしら対策をしようと思います。
この方法は、あくまでドアや窓から部屋の外への音漏れの確認です。
隣の部屋への音漏れは確認することができませんが、一定の目安にはなるのではないかと思います。
僕はいまさら気づいて入居後に実験しましたが、内見時に確認するのがおすすめです。
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Postscript執筆後記
今日は新居の鍵を受取り、その後家具を置くために採寸などを。本棚やスタンディングデスクをどこに置くか悩みます。
Something New一日一新
スタバ ルミネ池袋9階デカフェのスターバックスラテ
新居に入居