UiPath Studio Xの動作を画面録画するならzoomの画面共有。
RPAでプログラムを作り、その動作画面を録画して共有したいこともあるかと思います。
zoomを使ってRPAのUiPath Studio Xの動作画面を収録する方法を紹介します。
目次
UiPath Studio Xを画面収録するには
Windows 10には最初から「ゲームバー」という画面録画ができる機能が備わっています。
ところが、RPAのUiPath Studio X動作中の画面は、このゲームバーで録画することができません。
UiPath Studio X動作中は基本的にPCの他の操作はできない仕様になっているからです。
一見、ゲームバーの録画ボタンを押すことはできるので録画できるように思えるのですが、実際に録画してみるとRPAの動作画面は記録できていませんでした。
ちなみに、「PiP(ピクチャーインピクチャー)で実行すれば録画できるかも」と思い試してみたのですが、今回のプロジェクトの場合、PiPで実行するとChromeの拡張機能が無効化されてしまいエラーになってしまいました。
調べたところ、他にUiPath Studio Xの動作画面を録画するには現状以下ような方法があるようです。(僕が知らないだけで他にも上手いやり方があるかもしれません)
- 他の録画アプリをダウンロードして録画
- GIFアニメとして録画
- zoomの画面共有で録画
この中で、上の2つはソフトをインストールする必要があり、かつ、ちょっと面倒そうでした。
最後のzoomを使う方法は、すでにzoomを使ったことがあれば比較的とっつきやすく、実際にやってみたところ簡単にできましたので紹介します。
zoomの画面共有で録画する方法
初めてzoomを使う場合
zoomのページから、「ミーティングを開催する」→「画面共有のみ」とクリックします。
メールアドレスとパスワードを入れてサインインします。
(GoogleやFacebookのアカウントでもサインインできます。)
初めてzoomを使う場合、以下の画面が出てくることがあります。
誕生日を入れます。
すでにアカウントを持っている場合は、サインインすると以下の画面に移ります。
インストーラーがダウンロードされますので、クリックして開きます。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出ますので、「はい」を選びます。
「共有するウィンドウまたはアプリケーションの選択」という画面が出ます。
「画面」を選び、共有をクリックします。
「ビデオの開始」を押してから、こちらの「レコーディング」をクリックします。
「音声なしで続行」をクリックします。
zoomを使ったことがある場合
zoomアプリを立ち上げて行う場合は、「新規ミーティング」でIDをコピーし、「画面の共有」でコピーしたIDを入れるとスムーズです。
録画が始まっていますので、UiPath Studio Xの「実行」ボタンを押してプロジェクトを実行します。
このとき、Chromeを使うプロジェクトなどの場合は、zoomをダウンロードしたときのブラウザは閉じておかないとエラーになる場合があります。
録画したファイルを確認
実行が終わったら、右上の「詳細」をクリックして画面共有を停止し、録画も停止します。
zoomのファイル処理が終わると、このようにフォルダが自動で開きます。
クリックして再生し、きちんと録画できているか確認します。
Windowsの場合、デフォルトでは「ドキュメント」の中の「zoom」フォルダに入っています。
こちらのMP4ファイルをコピーすればDropboxなどに入れて共有することも可能です。
なお、今回は無料ソフトのDaVinci Resolveを使って編集しました。
完成したものはこちら。
プログラムはこちらの記事のものです。
zoomの画面録画はブログ、YouTube、セミナーなど、色々なところで使えそうですね。
サービスメニュー
Postscript執筆後記
昨日JDLを新しいPCに移したところ、だいぶ動作が軽くなりました。やはりパソコンは遅くなる前に買い換えるのが大事ですね。
Something New一日一新
zoom 画面収録Dropboxの動画をWordPressに貼り付け