副業から起業・独立へ。起業・独立したい人におすすめの副業10選。
「将来の起業・独立を見据えて何か副業をやっておきたい」と考えている方もいらっしゃると思います。
実際に独立している僕が、「今だったらこれをやっておけば良かった」と思うことも含めて、起業・独立につながるおすすめの副業を考えてみました。
目次
起業・独立におすすめの副業の条件
「副業 おすすめ」と検索してみると、沢山の記事が出てきます。
ただ、そこで出てくる副業の多くは
- 会社員のまま副収入を得たい
- リスクを取らず楽して稼ぎたい
といった人向けのものになっています。
たとえば、株・FX・暗号資産などは当たれば儲けることはできますが、これ自体で食べていくには相当のセンスや運が必要でしょう。
不動産投資は初期費用がかかり、ローンの返済も重くのしかかってきます。
「起業・独立したい」と考えていらっしゃる方は、自分の知識やスキルを生かして活躍して行きたいと考えていらっしゃるはずです。
単にお金を増やす・貯金を作るというよりも、「独立後の仕事につながるか」という観点で選ぶのがおすすめです。
次の要件を満たしている副業は、独立・起業につながりやすいと考えられます。
- 在庫がない
- 初期費用がほとんどかからない
- 固定費がかからない
- 自宅で一人できる
- 知識や経験を得ることができ、スキルアップできる
在庫を抱えてしまうと、損失になりやすくなります。
初期費用が多くかかる場合、それだけで始めるハードルが上がってしまいます。
また、固定費が多くかかるものは、金銭面で途中で挫折する可能性が高いです。
自宅で一人でできるものは誰にも迷惑がかからないので始めやすく、続けやすいと言えます。
そして一番大事なのは、自分の知識や経験を活かすことができ、さらにそれをブラッシュアップできるかどうか。
知識や経験を磨くことができれば、起業・独立がしやすくなり、独立後も食べていける確率が上がります。
このような観点から選ぶとすれば、次のような副業がおすすめです。
起業・独立前におすすめの副業
Kindle出版
まだまだ知名度が低いのですが、実はAmazonで電子書籍を出すのは誰でもできます。
初期費用や運営費もかかりません。
自分の知識や経験をまとめて簡単にお金に変えることができます。
副業は最初の1円を稼ぐまでが結構大変ですが、Kindle出版は1円を得るまでのスピードは1番早いです。
最短で出版したその日から売上が発生します。
僕が知る限りですが、1冊で1円も収益が発生しないケースはたぶんないかと思います。
そのため、モチベーションが途切れにくいのも長所です。
まとまった文章を書くのはそれなりに大変ですが、挑戦する価値はあります。
僕もKindleで本を出しています。
ブログ
副業の中で割と知名度が高めなブログ。
とはいえ、最初の1円を稼ぐまでは結構大変です。
ブログ収入のひとつは広告収入ですが、広告収入は次のものがメインです。
- Google Adsense
- Amazonアソシエイト(もしもアフィリエイトでも可)
- その他ASP
これらは登録してから審査があります。
特にGoogle AdsenseやAmazonアソシエイトは審査が厳しく、記事数が少なかったりすると審査に通らないこともあります。
審査に通ったとしても、ある程度のアクセス数がないと広告がクリックされず、収益が発生しません。
ですので、お金を目的にしてしまうと挫折しやすくなります。
それでも、ブログを書くことで自分の知識・スキルをブラッシュアップでき、自分の軸を磨くこともできます。
好きなことでないとなかなか書けないので、書くことで自分の好きなことがわかってくるという効果もあります。
正しいやり方で継続していけば、アクセス数も増え、それに伴い広告収入も増えます。
何より、独立後の強力な集客ツールにもなりえます。
後述するコンテンツ販売などと合わせて行うと効果的です。
ちなみに、運営費用はWordPressであればサーバー代とドメイン代で年間で1〜2万くらいです。
長い目で見れば十分ペイできます。
全く楽ではありませんが、独立前から始めてみる価値はあります。
僕も独立する3年前くらいからブログを始めています。(もっとちゃんと更新していれば良かった…)
note
数年前に出てきて、今はかなりメジャーになった感もあるnote。
こちらもブログと同じで自分の知識や考えを文章で発信していくサービスです。
有料のコンテンツも作ることができます。
広告もAmazonのアソシエイトなら使えます。
ブログとnoteどちらかだけやるなら、個人的にはブログです。
ブログの方が自由度が高く、仮にnoteがサービスを終了するような場合にも、記事が消えてしまうリスクがないからです。
ブログの最初の立ち上げなどが面倒であれば、いったんnoteを始めてみて、書くことに慣れるというのもありかと思います。
ブログは無料、有料コンテンツはnoteで、といった使い分けもできます。
YouTube
YouTubeで広告収入を得るには、
- 直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上
- チャンネル登録者数が1,000人以上
という要件があります。
そのため、お金目的だと収益化前に挫折する可能性が高いでしょう。
とはいえ、動画コンテンツは見てくれる方との信頼関係を作りやすいというメリットがあります。
文章にも人柄は出ますが、文章だけだとその人の人となりが伝わりにくく、信頼を得るまでに時間がかかるものです。
その点、YouTubeは動画メディアなので顔・声・話し方・雰囲気などが一発で伝わります。
潜在的なお客様を作るという点では強力だと思います。
お金目的というよりも、ブログなどの他のメディアと合わせて使ったり、コンテンツ販売のきっかけとして使うのがおすすめです。
ココナラ
ココナラは自分のスキルや経験をコンテンツとして販売できるサイトです。
動画・音声・デザイン・プログラミングなどの案件をココナラを通して受注することができます。
ブログなど自分のメディアは検索で目立てるまでに時間がかかりますが、このようなサイトを使えば仕事を得るまでの時間を短縮できるメリットがあります。
独立・起業前に実績を作ることができるという点でもおすすめです。
クラウドソーシング
こちらもネット上で仕事を受注できるサービスです。
単価はあまり高くないイメージですが、ライター、エンジニア、デザインなどで実績を積みたい方にはおすすめかと思います。
メルマガ
意外とやっている方が少ないのですが、濃い見込み客を集めることができるのがメルマガです。
メルマガで有益な情報を発信し、読者に商品を買ってもらうという流れになります。
ブログなどと違い、文字数やキーワードなどを意識しなくても良いという利点もあります。
LINEの公式アカウントでも同じようなことはできます。
メルマガ配信スタンドにもよりますが、初期費用は1万円前後、運営費は年間数万円ほどです。
コンテンツ販売
広告収入よりもお金になりやすく、独立後にも役立つのがコンテンツ販売です。
自分の経験・スキル・ノウハウなどを本や動画、セミナー、コンサルティングなどとして販売します。
先述のKindle出版やnoteもコンテンツ販売の一種です。
こちらを最終的な商品とし、営業ツールとして他のメディアやSNSを使っていくのが基本戦略になります。
直接営業・直接受注
「直接営業・直接受注」というと少し分かりづらいですが、要は仲介者をはさまずに自分で営業してサービスを提供します。
デザイナー、エンジニアなどであれば、企業に直接メールを送って商談したり、知り合いに紹介してもらい仕事を獲得します。
美容師、ネイリストなどであれば、友人や友人の知り合いを施術させてもらい、安く提供する代わりに写真を撮らせてもらってSNSや自分のサイトにアップするといったこともできます。
お金をもらいながら、ポートフォリオサイトのような自分をアピールできるツールを同時に作っていけるのがメリットです。
週末コンサル
今まで働いてきた分野で経験があり、将来コンサルタントとして独立したい場合は週末コンサルがおすすめです。
もちろん、週末とは言わず朝や夜間でも大丈夫です。
フリーコンサルタントのような紹介サイトに登録し、企業からオファーがあればそこで一定期間コンサルタントとして働くことができます。
リモートでできる案件もあります。
高単価の案件が多く、実績作りにもなります。
起業・独立は見切り発車でもいい
色々と紹介させていただきましたが、副業は“独立前のお試し”くらいのイメージでも良いと思っています。
家庭があったりすると安易な起業はしづらいですし、さすがに貯金ゼロだと厳しいでしょう。
しかしながら、ある程度の“見切り発車”でも何とかなるものです。
僕自身も大して準備はできていなかったですし、先に独立した先輩方を見ていても皆さん何とかなっています。
“副業”といっても、生半可な取り組みではなかな稼げず、時間・エネルギーを使うものです。
その点、独立すれば時間とエネルギーがあります。
副業でやろうとしていたことをより本気で取り組むことができ、その結果、成果が出る可能性が高いです。
もちろん、独立前にある程度の副収入・経験があるに越したことはありません。
独立へのステップとして、先に副業にチャレンジするのも賢明な選択だと思います。
サービスメニュー
Postscript執筆後記
今日までAmazonのセールです。ほしいものがあり、ちょうど安くなっているので非常に悩んでいます。
あと4時間以内で決断します。笑