起業・独立前にできるだけ貯金する方法。
独立・起業をするときにネックになるのがお金の問題です。
実際には、貯金が少なかったとしても起業・独立はできます。
とはいえ、ある程度の貯金があるに越したことはありません。
フリーランスの立場から、独立前にできるだけ貯金する方法を考えてみました。
目次
支出を減らす方法
お金を増やす方法は、「収入を増やす」か「支出を減らす」の2通りしかありません。
まずは比較的簡単な「支出を減らす」方法です。
支出の中でも金額が大きく、削減できれば貯金の効果も高いのが固定費です。
まずは固定費を減らすことを考えてみましょう。
固定費には、次のようなものがあります。
- 家賃
- 食費
- 電話代
- Wi-Fi代
- サブスクリプション
家賃
支出の中で一番大きなものが家賃です。
家賃の安い家に引っ越せば、手っ取り早く支出を減らすことが可能です。
引っ越し代・敷金などで一時的に支出は増えますが、数ヶ月〜1年くらいあれば十分ペイできるでしょう。
礼金や仲介手数料がゼロの物件もあります。
今だとコロナでリモートワークになっている会社も多いと思います。
以前は「会社に近いか」というのは家探しの重要な条件のひとつでしたが、フルリモートであれば場所は全く関係ありません。
また、在宅でひとり起業する場合にも場所は問題になりません。
起業・独立を見据えて家賃が安く、自宅仕事がしやすい家に早めに越しておくというのも手です。
ところで、東南アジアなど海外の一部の国では月に5万も収入があれば十分贅沢ができるそうです。
そのような生活費がかからない国に住みながら、リモートで日本の会社から仕事をもらえばかなり良い生活ができることになります。
今だとコロナですぐには難しいですが、そのような選択もありかなと。
海外でなくても、地方都市に住めば家賃は東京の半分以下になり、似たようなことはできます。
状況が許すのであれば、実家暮らしをしてお金を貯めるというのも手です。
食費
家賃の次に大きいのが食費ではないでしょうか。
食費は外食を減らし、自炊を増やせば月に数万は節約できます。(僕は独立前も後もあまりできていないのですが…)
実家で暮らすことができれば、家賃同様こちらも減らすことは可能です。
ひとりでの食事以外に、交際費も見逃せません。
ついつい「ストレス解消」という名目で飲みに行ったりしていませんか?
何となくの飲み会は、お金だけでなく時間も失います。
ストレス解消のはずが、「気を使ってしまい、逆にストレスが溜まる」ということもあり得ます。
中途半端な交友関係が増えると、断るのにもエネルギーを使います。
飲み会や「何となく人に会う」というのは独立後も気をつけたいものです。
ちなみに、僕の経験上、独立後は嫌な人間関係が減り、その分ストレスも減ります。
その結果、あまりストレス解消にお金を使うことはなくなりました。
そういう意味では、独立後はお金が溜まりやすくなると言えるかもしれません。
電話代
キャリアで契約している方は、格安simにすれば月に数千円は節約できます。
僕が使っているのは楽天モバイルに買収されたフリーテルというところで、月2〜3千円です。
通信速度はキャリアに比べると遅くなりますが、満員電車や混んでいる駅などでなければほとんど気になりません。
(独立後は、自宅にいることが多く、満員電車に乗る機会はほぼないのでより気にならないかと思います。)
端末も、機種変更のタイミングで格安スマホを検討してみるのもありでしょう。
Wi-Fi代
Wi-Fiは一人仕事の要でもありますので、速度を犠牲にするのはおすすめできません。
とはいえ、カフェなどであればスマホのテザリングでも十分です。
モバイルルーターを解約して、固定の光回線一本にするというのもありでしょう。
サブスクリプション
意外と気づかず契約し続けてしまっているのがサブスクリプション(定額サービス)です。
本当に必要であれば問題ありませんが、動画配信サービスにいくつも入っている方をよく見かけます。
あまり使ってないものがあれば思い切って解約し、起業・独立資金に回したいところです。
いま僕が入っているサブスクリプションは
- Amazonプライム
- Spotify
- Kindle Unlimited
だけです。
家計簿も有効
これらの支出を把握するには、家計簿をつけるのが有効です。
何となく頭でわかっているつもりでも、実際に記録してみることで、見落としている支出や無駄な支出に気付くことは多いです。
僕は毎日仕事とプライベートの経理をしています。
独立したら、どのみち経理は自分でしなければいけません。
独立前からやっておけば良い練習になります。
また、Moneytreeというアプリを使って資産状況がひと目でわかるようにしています。
こちらは預金やクレジットカード、電子マネーなどを連携することができるアプリです。
- いま預金残高がいくらあるか
- クレジットの未決済残高がいくらあるか
などをまとめて確認することができます。
収入を増やす方法
起業・独立を見据えた副業をする
収入を増やす方法のひとつは副業です。
もしやるとすれば、独立・起業につながるものや、独立後と同じ仕事が良いでしょう。
ただ、副業をしたところで年に数十万しか貯まらないのであれば、1年独立を後ろ倒しにするよりも早く独立した方がメリットは大きいと感じます。
転職する
「すぐに」ではなく、長期的なスパンで起業・独立を考えているのであれば、いったん転職するのも手です。
条件にもよるものの、同業種で転職すれば給料は上がることが多いです。
僕も2回転職しており、3つ目の職場では年収が前職の1.5倍くらいになっています。
転職することでお金が溜まり、独立後に関連する仕事のスキルをより伸ばすことができるのであれば、転職もありかと思います。
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Postscript執筆後記
昨日は結局AmazonのセールでKindle Paperwhiteを購入。明日届くので楽しみです。
(ますます長風呂になりそう…)
Something New一日一新
とある本とあるリクエスト