独立してからの方が深く仕事ができている。
独立すると、ある程度自分のペースで仕事ができます。
その結果、会社員時代より深く仕事ができていると感じます。
目次
とにかくこなすので精一杯
会社員時代は、とにかく仕事を終わらせることで精一杯だったように思います。
税理士業でいえば、独立した今よりもずっと担当先は多かったです。(それなのに、収入は今より低かったです…)
確定申告時期や、法人の決算が4社くらい重なると残業せざるを得ませんでした。
仕事量が多くなると、とにかく終わらせることが最優先になります。
いわば“やっつけ仕事”になってしまい、じっくり調べたり考えたりすることがなかなかできません。
最後の勤務先では、仕事量が多くてもあえて残業して自分が納得できるまでやり込むこともありました。
ただ、忙しい時期でもそういうやり方をしていると退社が夜中の0時くらいになったりしていましたね。笑
(当時は自転車通勤だったからこそできたことです)
その前の勤務先のときは、どうしてもただこなすだけになりがちでした。
わからないことを聞ける先輩や同僚が多かったおかげで、聞いて解決してしまった方が早かったというのもあります。
しかし、きちんと自分で理解していたというよりも、「とりあえず結果さえ合っていればそれで終わり」という感じでした。
会社としてはとにかく仕事をこなしてくれれば良いわけですので、それでも良かったかもしれません。
一方で、自分としてはきちんと理解し納得していないので、あまり成長していません。
やはり、自分で調べたり、試行錯誤したり頭に汗をかいてこそ身になるものです。
独立するとじっくり仕事ができる
「仕事を期日までに終わらせる」というのは、独立後であっても一緒です。
ただ、それさえ守っていれば後は自由です。
独立後は比較的時間に余裕がありますので、ひとつの仕事にじっくり取り組むことができます。
今は税理士業で法人の決算をやっていますが、申告書作成でやや難しい箇所がありました。
会社員時代は誰かに聞いてしまっていたでしょうが、ひとりで仕事をしている今は聞ける人がいません。
自分で解決するしかないわけです。
こういうときは、たっぷり時間を使い、自分が納得できるまでとことんやり込むことが多いです。
- 条文を調べる
- なぜこの数字になるか考える
- Excelで検算してみる
といったことをするようにしています。
こんなことをしなければもっと短時間で終わるわけですが、難題に当たったときにこれをやっておくと確実に成長できます。
一度きちんと理解しておけば忘れにくくなりますし、次に似たような案件があれば、次は速く対応できます。
お客様の質問にも即答できるようになりますし、他の場所で書いたり話したりすることもできるわけです。
ところで、会社員時代は「自分の年収の3倍稼げ」と言われたりしていました。
年収300万なら、900万の売上を上げなければなりません。
言い方を変えると、900万売上げても、自分に入ってくるのは300万です。
600万は会社に取られてしまっているわけです。
これが、独立すると300万稼げばそのまま300万が自分に入ってきます。
もちろん、経費も自己負担ですが、仕事量が少なくても会社員時代より収入を増やすのはそこまで難しくありません。
仕事量が少なくても生活に困らない収入を得ることができれば、時間も作ることができます。
その結果、ひとつの仕事にじっくり深く向き合うことができ、より成長できるという好循環になっていると感じます。
サービスメニュー
Postscript執筆後記
昨日はほぼ一日中決算を。途中、税務ソフトのデータを消してしまうトラブルがありましたが、ゼロから作り直して何とか完成させることができました。
合間にドーナツとさつまいもチップスも楽しみました。
Something New一日一新
サンメリーのパン、ドーナツとある問い合わせ
近所のうどん屋でごま汁のつけうどん