人生を変えるメモという習慣。Evernoteにメモしていること。
僕はメモ魔です。あらゆることをEvernoteにメモしています。
メモをするメリット、普段Evernoteにメモしていることについてまとめてみました。
目次
なぜメモが大事なのか
人は忘れる生き物だから
メモする一番の理由は、メモをしないと忘れてしまうからです。
現代人は日々色々なことに追われており、5分前に考えていたことはもう覚えていないという方も多いのではないでしょうか。
もちろん、忘れることが全く悪いわけではなく、忘れてしまっても問題ないこともあれば、嫌なことであればむしろ忘れてしまった方が人生にとってプラスでしょう。
とはいえ、覚えておきたいこと、覚えておかなければならないことも沢山あるもの。
自分の頭で覚える量に限界があるのであれば、覚えておきたいことは記録しておくしかありません。
「大人になって記憶力が衰えてきた」という声を聞くことがありますが、それは単に記録する習慣、そしてそれを復習する習慣がなくなっているだけかもしれません。
子供の頃の受験勉強や資格試験の勉強をしていたときには、何度もノートやテキストを見返して復習していたはずです。
この「メモして、復習する」という習慣は、受験勉強を終えて大人になってからの人生においても重要だと考えています。
脳の外部ストレージとして使える
「メモして記録しておく」ということは、言い換えれば自分の頭では覚えておかなくても良いということです。
もちろん、メモを見返して何度も復習しているうちに、結果として記憶してしまうこともあります。
一方で、常に覚えておかなくてもよいことについては、「メモしている」ということさえ覚えておけば、その内容自体は忘れてしまっても良いわけです。
メモをDropboxや外付けハードディスクのように脳の外部ストレージとして使うことで、自分の脳本体では全体の一部分さえ覚えておけば済みます。
僕はハリー・ポッターが好きなのですが、物語の中で「憂いの篩(ふるい)」というものが出てきます。
これは記憶を保存して引き出すことができる装置なのですが、まさに我々現代人にとっての憂いの篩がメモツール・メモアプリであり、僕が愛用しているのがEvernoteです。(憂いの篩に入れるほど大げさな記憶はほとんどありませんが…)
メモを外部ストレージとして使いたい場面は日常生活で良くあるはずです。
たとえば、「遊んでいるときに仕事のアイディアを思いついた」とか、「今は仕事のことを考えたくないのに、ちらっと考えてしまって頭から離れない」といったことは良くあるのではないでしょうか。
そんなときに、ぱっとメモしてしまえば、そして、それを然るべきときに思い出す仕組みを作っておけば、そのときは忘れてしまっても問題ないわけです。
メモを人生に生かすには
いつでも探せるようにしておく
メモは、単にメモしただけでは全く意味がありません。
メモしたという事実を覚えておくのはもちろん、いつでもそのメモを引っ張り出せるようにしておく必要があります。
そういう意味で、僕は紙のメモ帳は使っていません。
メモ帳やノートではどこら辺にメモしたかすぐ忘れてしまいますし、後で編集するのも難しく面倒だからです。
その点、Evernoteを始めとするメモツールはメモの結合や削除といった編集が簡単です。
クラウドで使えるものであればパソコンやスマホでいつでもどこでも見返すことができます。
そして、このようなメモツール・メモアプリの最大のメリットは検索ができるということです。
あいまいでもキーワードをEvernoteの検索窓に入れれば、だいたい必要な情報がでてきます。
なお、「メモしたかどうか忘れてしまう」ということを防ぐには、何でもかんでもメモすると決めてしまうことです。
「常にメモする」と決めておけば、「あとはメモを見返せば済む」という安心感があります。
行動計画に落とし込む
せっかく労力をかけてメモしたことは、その後の行動に繋げたいものです。
メモして、何度も見返したとしても、それをもとに何かしらの行動を起こさなければメモの意味はありません。
僕の師匠が「インプット<アウトプット」と常々言っているのですが、まさにそうだと思います。
アウトプットしてこそインプットは生かされるものでしょう。
やりたいと思ってメモしたこと、何かしら思いついたことであれば、そのときの気持ちが新鮮なうちにカレンダーやリマインダーに入れてしまうのがおすすめです。
ブログで度々書いていますが、僕はTaskChute Cloudを行動のためのツールとして活用しています。
具体的には、Evernoteのメモを翌朝整理し、行動したいことについては仮の日程でとりあえずTaskChute Cloudに入れてしまいます。
そうすると、その行動したいことなり、目標なりを常に目にすることになりますし、先送りにするにはいちいち日程を変更しなければなりません。
そのため、遅かれ早かれ行動できるというわけです。
Evernoteにメモしていること
普段、以下のようなことをEvernoteにメモしています。
思いついたこと
やりたいこと、欲しいもの、アイディアなど、とりあえず思いついたことがあればすかさずEvernoteにメモします。
なお、スマホ(iPhone)でメモするときはFastEverという書き込み専用のアプリを使っています。(メモするだけなら、こちらのアプリの方が起動が速く軽いです)
ブログ・本・セミナー・メルマガネタ
ブログやKindle本のネタなどは、他のことをやっているときにふと思いつくことが多いですので、思いついたときにメモしておきます。
セミナーやメルマガはまだやっていないのですが、こちらも将来のためにメモしています。
ブログネタを常にストックしておくとネタ切れしにくくなるのでおすすめです。
お客様との打ち合わせメモ
お客様との打ち合わせ時のメモや、お客様ごとの情報もEvernoteにメモしています。
打ち合わせ中にずっとキーボードをカタカタしているわけにはいきませんので、大事なところだけその場でメモし、残りは打ち合わせ後にまとめています。
以前はWordを使っていましたが、Evernote(Evernote Legacy)の方が軽く、Mac特有のショートカットキーも使えるのですべてEvernoteに移行しました。
やらないことリスト
日頃のミスや失敗を繰り返さないために、「やらないことリスト」というものを作って毎朝見ています。
同じミスをしなくなるのはもちろん、自分の軸も磨かれ判断も速くなるのでおすすめです。
ちなみに、税理士受験生時代は「ミスノート」もEvernoteで作って毎日見ていました。
読書メモ
これは本田直之さんの「レバリッジ・リーディング」を読んで始めたものです。
せっかく読書をしても、そこで学んだことを常日頃から意識して行動しなければ、ただ本を読んだだけで終わってしまいます。
TaskChute Cloudに落とし込むような単体のタスクにはしづらいものの、常に意識していたいことについてはこちらにメモし、これも毎朝見ています。
一日一褒
「一日一褒」と題し、一日にひとつ、前日の自分を褒めるといったことをやっています。
フリーランスとしてひとりで仕事をしていると、怒られることも少ない分、褒められることも少ないです。
上ばかり見て自信を失いかけることもありますので、自分を褒めることで
- 自分の良いところに目を向けて自信をつける
- 前進感を得る
- 仕事のヒントにする
といった効果が得られます。
毎朝前日の自分を振り返り、
- 友人やお客様から褒められたこと
- 達成したこと
- 上達したこと
などをメモし、日々見返しています。
ノウハウ・やり方
毎日やるようなことについては、わざわざ記録をしなくても体が覚えてくれています。
一方、月に1回以下しかやらないようなことは、次にやろうとしたときにやり方を忘れてしまっており、また調べ直すということになりかねません。
これは時間と労力の無駄です。
常に覚えておく必要はないものの、ぱっと思い出したいノウハウ・やり方についてもメモしています。
たとえば、動画編集ソフト、税務ソフト、音楽編集ソフトの使い方などですね。
その他
街を歩いていて行きたいお店を見つけたときは、とりあえず店名をメモしておき、後で食べログなどで調べるといったことをやっています。
他には、InstagramやYouTubeの投稿のテンプレなどもメモしています。
メモは最初は億劫かもしれませんが、慣れてくれば効果を感じるはずです。
メモの習慣がなかった方は、今日からでも始めてみていただければと思います。
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Postscript執筆後記
今日は住民税の支払い、SIMの申し込みなどのタスクを中心に。この後久しぶりの友人に会うので楽しみです。