一日の最後は好きな仕事を。一日を好きな仕事で終えるメリット・方法。
一日のうち、仕事時間の最後は好きな仕事で終えるようにしています。
その日の最後に好きな仕事をするようになった経緯、好きな仕事で終えるメリットと、その方法についてまとめてみました。
目次
オン・オフの切り替えが難しいフリーランス
独立してフリーランスになると、オン・オフの切り替えは難しくなります。
「ずっと仕事をしていても平気」という方もいらっしゃるかもしれませんが、僕はどちらかというと切り替えたい派です。
特に、税理士業については平日日中しかやらないと決めており、夜や土日祝日にはメールを見たり、考えることもしないようにしています。
逆に、土日でもやって良い仕事も決めています。
平日にもゆるく休んで、休みの日にはやりたい仕事だけをやるというスタイルです。
仮にずっと好きなことをしていてストレスが少ない方であっても、ずっとやっていればどこかでパフォーマンスは落ちてくるのではないでしょうか。
心身の健康のためにも、適度にオンとオフは切り替えたいものです。
独立後、オンとオフを切り替えるのに役立っているのが、「一日の最後は好きな仕事で終える」ということです。
こちらは意識して始めたというよりも、当初、日中は緊急度の高い仕事に追われていてやりたいことが後回しになっていました。
仕方なくやりたい仕事は最後にやっていたため、自然とそうなっていたものです。
無意識にやっていたことですが、次のようなメリットを感じ、今では意識的にやっています。
一日を好きな仕事で終えるメリット
疲労感が少ない
一日の最後に好きな仕事を持ってくると、疲労感が少ないです。
仕事には、どうしても重たい仕事、気の進まない仕事もあるものです。
そのような仕事を最後にしてしまうと、仕事を終えた後も疲労感を引きずってしまいます。
また、お金を生む仕事の多くが、「依頼された仕事」であるわけですが、依頼された仕事だけをずっとやっているのも疲れます。
これは、依頼された仕事の場合、どうしても「仕方なくやっている感」「やってあげている感」が出てしまうからでしょう。
一方、好きな仕事であれば、そのような仕事に比べればエネルギーも使わず、楽しんでできるはずです。
好きな仕事をする前は疲れていても、好きなことをすれば元気が出るという効果もあります。
「さっきまで暗かったのに、宝くじが当たったと知った途端に別人のようになった」という話を聞いたことがあります。
「さっきまでめちゃくちゃ疲れていたのに、好きな人から連絡が来たら疲れがふっとんだ」なんていう経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
楽しいことや嬉しいことは、疲れを吹き飛ばしてくれる効果があります。
充実感・達成感・安心感がある
好きな仕事はやっていて楽しいので、「楽しいことができた」という充実感があります。
また、「好きな仕事」は、言い換えると「緊急ではないが重要な仕事」である場合が多いです。
「緊急ではないが重要な仕事」をするのは簡単ではなく、多くの人が先延ばしにしてしまうことです。
そのようなことをきちんとこなすことで、「大事なことを終わらせることができた」という達成感が生まれます。
同時に、「大事なことを日々やっている」「前進している」という安心感も生まれます。
毎日継続していけば、成長感、自己肯定感も出てきますので、自信がつき、ポジティブな気分になってきます。
好きな仕事で終えるためには
一日を好きな仕事で終えるために、次のようなことを意識しています。
やりたい仕事を決めておく
毎日、最後にやる仕事を決めておくと、迷いがなくなり実行しやすくなります。
やっていて楽しくて、「緊急ではないが重要なこと」、成長できるものや将来の種まきになるような仕事が良いでしょう。
僕の場合はブログやKindle本などの執筆です。
単純に書くことが好きで、書くと心もスッキリし、「今日も書けた」という達成感・充実感もあるからです。
ブログは完全に最後に回してしまうときつくなりますので、できるだけ早い時間帯から手を付け、最後の仕上げやアップするところは最後にすることが多いです。
(今日は例外的に夜10時から書き始めていますが…汗)
インプットも立派な仕事ですので、本を読んだり、セミナー動画を見たりするのでも良いと思います。
とにかく自分が楽しめて、充実感を得られるかどうかが大事です。
仕事を増やしすぎない
好きなことをやるためには、時間が必要です。
「すべて好きな仕事」というのが理想ですが、なかなかそうもいかないでしょう。
好きな仕事をする時間を作るためには、
- 依頼された仕事(お客様相手の仕事)
- 緊急の仕事
を詰めすぎないようにしなければなりません。
もちろん、食べていくためのバランスは取る必要がありますが、これらの仕事だけやっていてはきつくなってしまいます。
将来への種まきをしなければ状況は改善されませんので、少し仕事を減らしてでも、何とかして時間は作りたいところです。
タスク管理をする
納期のある仕事もきちんと終わらせつつ、好きな仕事もするにはタスク管理が欠かせません。
タスク管理がうまくなれば期限までに仕事を終わらせるのはたやすくなりますし、仕事を取りすぎているかどうかもわかります。
毎日のタスクとしてやりたい仕事も組み込んでしまえば、実行できる可能性も高まります。
僕はTaskChute Cloudというツールを使って、一日の最初にその日にやることを決めています。
タスクに「ブログ」と入っていますので、確実にこなせるというわけです。
「独立したのに、毎日疲労感がすごい…」
「オン・オフの切り替えがうまくできない」
という方は、「一日を好きな仕事で終える」ということを試してみてはいかがでしょうか。
サービスメニュー
Postscript執筆後記
今日は税務関係の調べ物で本屋へ。かなり時間を使ってしまい、ブログの書き始めが遅くなってしまいました…。