初めての法人口座開設は住信SBIネット銀行がおすすめ!メリットとやり方を紹介。
ひとり社長が初めての銀行口座を作るなら、住信SBIネット銀行がおすすめです。
実際に口座を作ってみた経験をもとに、住信SBIネット銀行で法人口座を作るメリットと、口座開設の方法についてお伝えします。
目次
住信SBIネット銀行がおすすめな理由
住信SBIネット銀行のメリット
最初の法人口座として住信SBIネット銀行をおすすめするのは、主に以下のメリットがあるからです。
- 手数料が安い
- 開設が簡単・審査がゆるめ
まずは何といっても手数料が安いです。(以下すべて税込)
預け入れ・引き出し | 110円 |
残高照会 |
0円 |
振込(住信SBIネット銀行宛) |
50円 |
振込(他行宛) |
3万円未満 160円 3万円以上 250円 |
この記事を書いている現在では、法人口座を開設した月と、その翌月はATM手数料と振込手数料が合わせて各月10回まで無料になります。
(翌々月以降は条件達成に応じて無料回数が変わります)
優遇プログラム | 法人のお客さま | NEOBANK 住信SBIネット銀行
なお、全国のコンビニやスーパー、JR駅構内のVIEW ALTTEなどで24時間入出金ができます。
法人口座としておすすめする2つ目の理由は口座の作りやすさです。
基本的に他の法人口座を開設する際には、
- 取引先との契約書、請求書等
- 法人設立届
など色々な書類が必要になることが多いのです。
一方、住信SBIネット銀行の場合は特に書類の提出は必要なく、免許証の写真のアップロードだけで済みます。
銀行届出印の押印なども不要です。
取引開始前だったり、届出書の提出前でも口座開設ができるのは魅力的です。
また、実際作ってみて審査は比較的ゆるいと感じました。
税理士という仕事上、色々なお客様の口座開設状況を見てきていますが、口座開設はそれなりに苦戦される方が多いです。
僕の会社もまだHPも作っておらず、資本金も少なめという状況で不安でしたが、3日くらいで審査通過の通知がきました。
住信SBIネット銀行は、ネット専業銀行の中でも法人口座はかなり作りやすい方かと思います。
住信SBIネット銀行のデメリット
住信SBIネット銀行には、以下のようなデメリットもあります。
- ペイジーが使えない
- 社会保険の引き落とし口座として使えない(国税の還付金の指定口座にすることは可能)
- ダイレクト納付が使えない
(いずれも記事執筆現在の状況)
ペイジーが使えないこと、社保の引き落とし口座に指定できないのは残念ですが、ペイジーが使える個人口座を持っていれば、そちらから払えばいいかなと。(メガバンクは基本的にどこもペイジーが使えます)
経理上は社長の立て替え払い(社長借入金)という処理にしておけば問題ないです。
ダイレクト納付については、ネット専業銀行は今のところどこも対応していないので仕方ないです。
税金・社会保険の支払いは個人口座からのペイジーで対応する予定です。
法人口座開設の手順
住信SBIネット銀行の法人口座開設は次の手順で行います。
- 口座開設の申し込み
- 本人確認
- 初期設定
- キャッシュカードの受け取り
口座開設の申し込み
口座開設は、必要書類が少なく開設も早い「法人オンライン口座開設」がおすすめです。
以下のリンクの「法人オンライン口座開設」の「法人口座開設」というボタンをクリックします。
お申込みから取引開始までの流れ | 法人のお客さま | NEOBANK 住信SBIネット銀行
次のページで「口座開設(条件を確認する)」をクリックし、質問にチェックマークを入れて必要事項を入力していきます。
「実質的支配者について」という質問がよくわからないかもしれませんが、日本に住んでいるひとり社長であれば、「はい」でOKです。
入力画面の真ん中辺りの「特定取引を行う者の届け出」ですが、ひとり社長の会社であれば通常「以下(1)〜(10)以外(「特定法人」)」となるはずです。
「実質的支配者の申告要否」はひとり社長であれば「該当しない」で良いかと。
「実質的支配者について」は株式会社であれば「資本多数決法人」、合同会社であれば「資本多数決法人以外」にチェックを入れます。
次の質問もわかりづらいですが、会社のすべての株を持っているor出資をしているひとり社長であれば以下のようにチェックを入れれば良いかと思います。
本人確認
入力がすべて終わったら、免許証をアップロードし、指示に従ってスマホのカメラで本人確認をします。
初期設定
翌日〜3日くらいで審査が終わります。
無事審査に通るとメールが来ますので、メール本文中のリンクをクリックして初期設定を済ませます。
スマホアプリもインストールしておくと良いでしょう。
この段階でもう口座は使えます。
キャッシュカードの受け取り
キャッシュカードを受け取った後はATMも使えるようになります。
なお、キャッシュカードは転送不可の簡易書留で届きます。
自宅またはオフィスを本店にしている場合はそこで受け取れば良いのですが、バーチャルオフィスの場合は不在配達となり直接受け取ることができません。
この場合は、郵便局で1週間くらい保管してくれますので、保管してある郵便局に不在票と本人確認書類(免許証など)を持って取りに行きましょう。
不在票がなくても、追跡番号がわかればおそらく受取可能です。(僕の場合は受け取れました)
保管してある郵便局が遠ければ、電話して近くの郵便局に転送してもらうこともできるかと思います。
住信SBIネット銀行は、数ある銀行の中でも最も法人口座開設が簡単な方かと思います。
まずはこちらで作成し、必要になればゆうちょ銀行やメガバンクでもうひとつ作るのがおすすめです。
住信SBIネット銀行は、Kindle出版の振込口座にも登録できます。
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Postscript執筆後記
昨日の夜から若干喉が痛く、久しぶりに風邪をひいたかもしれないです。冷房の風などに当たりすぎないように気をつけないとですね…