家事もインプットも効率化できる“ながら勉強”のすすめ。
普段家事をしながらインプットをしていることが多いです。
「ながら勉強」のメリット、やり方についてまとめてみました。
目次
「ながら勉強」のメリット
家事をしながら勉強する「ながら勉強」には、次のようなメリットがあります。
時間がなくても勉強できる
「勉強したいけど、時間がなくてできない」という悩みをお持ちの方は多いと思います。
家事をしながら勉強すれば、「時間がないから勉強できない」ということがなくなります。
家事は生きていく以上、必ずやらなければならないものですが、その家事の時間で同時に勉強してしまえば、少なくとも「全く勉強できない」ということはなくなるはずです。
家事をこなし、かつ、その時間で勉強も進めることができれば、本来かかる時間の半分で両方を終わらせることができると考えることもできます。
「ながら勉強」をすることで、時間を有効に使えるのです。
(ちなみに、時間だけを考えるのであれば、「家事代行サービスを使い、その浮いた時間で勉強する」という裏ワザもあります…)
家事の「めんどくささ」が軽減される
僕は家事が苦手です。
多くの方がそうかもしれませんが、やはり家事に取り掛かる前は毎回「面倒だなぁ」と思ってしまいます。
ところが、「ながら勉強」、つまり、勉強しながら皿洗いや掃除をすると、意識が勉強したいものの方に向きます。
意識が「やらなければならない家事」から離れることで、「家事に対するめんどくさいという意識」が薄れるのです。
「ながら勉強」には、家事の億劫さを和らげる効果があると言えます。
勉強を習慣にしやすい
どうしてもやらなければいけない家事と一緒に勉強もしてしまうことで、勉強を習慣化しやすくなります。
習慣化のネックのひとつは、それをやるための時間を作らなければならないことです。
家事は何かしら毎日やらなければならないものですが、その「毎日やらなければならないこと」に一緒に組み込んでしまうことで、自然と習慣にすることができます。
勉強が一度習慣になれば、知ることの楽しさを感じたり、勉強したことが仕事や試験などで生かされ、知識が実際に役立つことや、結果を出せることの楽しさを体感できるようになります。
そうなれば、さらに勉強が楽しくなり、勉強という習慣が強固になるのです。
「ながら勉強」の方法
「ながら勉強」に向いているのは
「ながら勉強」は、その名の通り家事をしながら勉強することですが、「ながら勉強」に向いている勉強もあれば、向いていない勉強もあります。
先に、「向いていない勉強」を挙げておくと、「読む勉強」と「書く勉強」は「ながら勉強」に向いていません。
家事は手を使うものですが、これらの勉強方法は片手ないし両手を使うからです。
「ながら勉強」にもっとも向いているのは、「聴く勉強」です。
具体的には、動画、音声教材、オーディオブックなどの音声を流し、それを聴く勉強になります。
動画は、本来であれば見ることを前提に作られているものですが、特に図解などが用いられていない場合、単に耳から聴くだけでも勉強効果はさほど変わらないはずです。
僕は、勉強のために見るYouTube動画も音声だけを「ながら勉強」で聴いて済ませることが多いです。
図解などがなければ、画面を見なくても十分頭に入ってきます。
「ながら勉強」に使う動画や音声は常にストックしておきたいものです。
僕は、
- YouTube
- オンラインサロンの動画
- セミナーの動画・音声
などを聴いています。
「ながら勉強」ができる家事
「ながら勉強」は耳が空いてさえいればできますので、だいたいどんな家事でも可能かと思います。
僕は、
- 皿洗い
- 掃除
- 朝の支度中
は基本的に「ながら勉強する」と決めています。
税理士受験生のときは、洗濯干し中も「ながら勉強」していました。
今は洗濯はコインランドリーで済ませています。
一人暮らしであれば、スマホやパソコン、スピーカーから動画や音声を流せば良いと思います。
家族がいたりしてスピーカーでは支障がある場合や、掃除機をかけているときなど音が聞こえづらいときは、イヤホンをするのがおすすめです。
どちらかというとイヤホンの方が頭に入ってきやすく、集中できます。
「ながら勉強」を続けるコツ
「ながら勉強しない時間」も決めておく
「ながら勉強」は効率的ではあるのですが、ずっとやっていると疲れてしまいます。
そのため、あえて「ながら勉強をしない時間」も決めておいた方がメリハリがつき、より集中してインプットできます。
税理士試験を受けていたときは、「食事中と風呂はリラックスタイムとし、勉強はしない」と決めていました。
今は風呂でKindleを読んでいますので、これも「ながら勉強」ではあるのですが、好きな本を読んでいるのであまり「勉強している」という意識はありません。
今も、食事中は勉強はしないことにしています。
無理して勉強しない
疲れているときや、気乗りしないときは「ながら勉強」をしなくても良いことにしています。
「あー今日は疲れた。もう今日はインプットはしたくない、仕事のことは考えたくない」というときもたまにあります。
そんなときは、音楽を聴きながら家事をするようにしています。
資格試験の直前期などはある程度の踏ん張りも必要ですが、そうでなければ、緩めのルールにした方が挫折せずに続きやすいからです。
「ながら勉強」だけでも結構な量のインプットができてしまいます。
ぜひ試してみていただければと思います。
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Postscript執筆後記
昨日は友人とブラック・ウィドウを鑑賞。面白かったのですが、諸事情により良いところで退席してしまったのでまた観たいなと。