ピアノやギターでの弾き語りなどをするときはコード譜があると便利です。

MacのPagesでコード譜を作る方法の紹介です。

目次

ネットも便利だけど…

以前、自動スクロールできるコード譜(歌詞+コード)を見ることができるサイトを紹介しました。

 

これはこれで便利なのですが、正直不便なところが沢山あります。

一番は、スクロールがずれる問題です。

U-フレットは無料版ではスクロール速度の変更ができません。

楽器.meは速度の変更はできますが、どちらもスクロール速度を調整しても自分が弾きたい速度とぴったり合わせるのはかなり難しいです。

事前に練習したとしても、表示する端末によっても変わってきますし、メトロノームを聞きながら弾くとかしない限り、途中でずれてきてしまいます。

 

無料版のU-フレットは広告もかなり邪魔です。

また、オリジナルのコードで弾きたいとき、つまり、これらのサイトに載っているコードと、自分が思うコード進行が違うときは、これらのサイトを見ながらだと弾きづらいです。

微妙にコードが振ってある位置と歌詞がずれており、それがミスをする原因になったりします。

 

練習をするときも、最初はかなりゆっくり練習した方が良いのです。

ところが、速さの変えられないU-フレットのスピードでいつも練習していると、いつも同じ箇所でミスしたり、きちんと弾けていないことに自分で気づかず、上達が遅くなってしまうこともあります。

 

  • コード進行をさっと調べたい
  • 家でちょっと弾きたい
  • 即興で友達と合わせたい

といったときにはこれらのサイトは非常に便利です。

それでも、やはりきちんと練習したいとき、人前で演奏するときなどは、何だかんだ紙のコード譜があると便利です。

普段はIT大好き、ペーパーレス派の僕も、コード譜は今のところ紙のものを用意しています。

 

僕は、次のような方法でコード譜を作っています。

MacのPagesで歌詞カードを作る

コード譜をつくるときに使うのはMacのPagesです。

Wordでも良いのですが、Pagesの方が操作がわかりやすく、Mac特有のショートカットキーも使えて便利です。

歌詞を入力またはコピペ

Pagesを起動し、⌘+Nで白紙のファイルを作ります。

まずはコピーしたい曲の歌詞を入力するか、ネットで探してコピー&ペーストします。

(コピーできないようになっているサイトが多いのですが、探せばコピーできるものもあります。)

ない曲は自分で歌詞をタイピングするしかありません。

行間や文字の大きさを整える

次に、文字の大きさと行間を調整します。

歌詞の本文をすべて選択すると、右側に色々と調整できるエリアが出てきます。

pagesでコード譜のフォント・文字サイズを調整

最初に、ここで文字サイズを16〜18ptくらいにしておきます。

文字はできるだけ大きい方が見やすいです。

フォントも変えたければここで変えられます。

タイトルは太字にしておくと、それっぽくなります。

 

行間ですが、まずはすべての行で1行ずつ空けます。

これは、歌詞の間に後でコードを記入するからです。

このとき、以下のMacのショートカットキーを使うと早いです。

  • control+A→文頭にジャンプ
  • control+E→文末にジャンプ

 

その後、Aメロ、Bメロ、サビなどのブロックごとの間は2行あけます。

必須ではありませんが、こうした方が見やすく、構成の認識ミスを防げるからです。

間奏が入るところは、コードを記入するスペースも考えて行を多めに空けておきます。

 

ここまでやったら、本文すべてを選択し、右の「間隔」というところで行間を調整します。

Pagesで行間を調整

個人的には、「固定値」にしておくのがわかりやすいです。

コード譜はA4で3枚以上になると使いづらいので、歌詞の最後が2枚目に収まるように行間を広くしていきます。

このときも、2枚に収めつつ、できるだけ広めにしておいた方が後でコードを記入しやすいです。

 

最後に、フレーズ間を調整します。

できるだけ横幅いっぱいに使い、フレーズとフレーズの間はスペースを設けた方が後でコードを書きやすいです。

(コード進行が激しい曲の場合、スペースがないと書きづらくなります)

このときも、行が増えてしまい2枚以上にならないように注意します。

PDFで保存

家にプリンターがあれば、ここで印刷してもOKです。

コンビニなどで印刷する場合はPDFにしておいた方が便利です。

ファイル→書き出す→PDFでPDFにできます。

PagesでPDFに書き出し

これを、USBに入れてコンビニに持っていくか、ネットプリントなどで印刷します。

コードはアナログで

コードもパソコンで入力していた時期もあるのですが、今はフリクションのボールペンで手書きしています。

字が汚く手書きは苦手なのですが、消せるボールペンで書いた方結果的に速く、後でコードを修正したいときも楽だからです。

 

完成するとこんな感じです。

MacのPagesで作ったコード譜

僕は、このような無印良品のファイルにまとめて入れて保管し、持ち歩いています。

コード譜はまとめてファイルに入れておくと便利

少しでも参考になれば嬉しいです。

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Seiji Aihara / 相原 征爾

Seiji Aihara / 相原 征爾

お金・時間・やりがいなどのバランスを取り人生を楽しむことをサポートする税理士・ミュージシャン・ひとり社長。
ブログ「FAVPRESSO」では生き方・ミニマリズム・ひとり仕事の効率化・音楽・おすすめアイテムなどについて発信。

得意な仕事はクラウド会計の導入・ペーパーレス化・経理業務効率化・各種シミュレーション・独立支援・デザインに関するコンサルティング・アコギの初め方サポートなど。
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