習慣化したいことは、まず1ヶ月だけ続けてみる。
「習慣にしたいこと」を習慣にするコツは、まず1ヶ月は継続してみることです。
目次
習慣にできない原因
「習慣にしたい」
「習慣にしなければ」
と思っていながら、なかなか習慣にできなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
何かを習慣にするにはそれなりにハードルが高いので、挫折してしまうのは珍しいことではありません。
習慣にならない、3日坊主で終わってしまう原因として、次のようなことが考えられます。
続けるのがきつい
習慣にならない、習慣をやめてしまう一番の原因が、単純に「きつい」から。
「きつい」には、その行為自体が楽しくない、体力的にきつい、時間的にきつい、金銭的にきついなど、色々なキツさがあると思います。
「きつい」という感情が一番にきてしまうと、続けるのが難しくなります。
メリットが感じられない
習慣にしようと思ったけどメリットが感じられない。
これも良くあることだと思います。
人は、自分にとって得なことがなければやりたくない生き物です。
その習慣によって得るものを感じられなければ、習慣化する意味はないと脳は判断してしまいます。
続ける仕組みができていない
何かを習慣にするには、続けるための工夫・仕組み作りが必要です。
これは、意外と抜けている方が多いのではないでしょうか。
やはり気合や根性だけに頼っていると限界が来ます。
習慣化のためのモチベーションを維持するのも仕組みが重要だったりします。
この「習慣化が挫折する原因」を頭に入れつつ、何かを習慣にするときには次のようなことを意識しています。
優先順位を高めて、継続できる仕組みを作る
僕が考える習慣化のコツは、
- 優先順位を高くする
- 仕組み作り
- 最低期間継続する
の3つです。
まず、一番大事なのは優先順位を高くすることです。
優先順位が低いものは、「やらなくても良いもの」とほぼ同じです。
「優先順位を高くする」とは、「やらなくてはいけないもの」と位置づけることです。
「やらなきゃ」と思っていても、人間は弱いので、「忙しかった」「時間がなかった」「疲れていた」など、色々な言い訳をしてやらないことがほとんどです。
これを防ぐには、1日のうち早い時間帯に習慣をもってくる必要があります。
朝、できるだけ早い時間帯に習慣に取り組むことができれば、
- 予定外の仕事などで忙しくてできなかった
- 時間がなくてできなかった
- 疲れていてやる元気がなかった
というリスクを減らすことができます。
僕は、
- その日のタスクを洗い出し、計画を立てる
- 経理
- やらないことリストを見る
- 筋トレ
- ブログ
などの習慣がありますが、これらはできるだけ朝の早い段階で済ませるようにしています。
特に、上の3つは最優先で終わらせるようにしています。
次に、習慣化のための仕組み作りですが、僕がやっているのはシンプルで、前述した「タスク管理」自体が習慣化の仕組みになっています。
タスク管理のツールとして、タスクシュートクラウドというサービスを使っているのですが、こちらに習慣化したいことを「タスク」として組み込んでしまいます。
こうすると、習慣は他の仕事と同じで「その日に終わらせなければいけないタスク」という位置づけになりますので、確実に消化できるようになるというわけです。
もちろん、ツールを使わなくとも、毎日開くファイルなどに習慣にしたいことを書いておき、それを毎日見るだけでも効果はあります。
最初のうちは、習慣ができたときの「ご褒美」を自分にあげるというのも有効な仕組みになりえます。
僕は、後述する「習慣によるメリット」自体がいわゆる「ご褒美」になっているので、今のところ特にご褒美は設けていません。
習慣化の目安は1ヶ月
習慣化の最後の関門が、「一定期間続けてみる」ということです。
なぜ一定期間続けた方が良いかというと、何事もある程度続けないと、楽しいかどうか、自分に向いているか、メリットがあるかどうかがわからないからです。
やはり、何かを続けるメリットや効果は、続けてこそわかるもの、感じるものがほとんどです。
「3日坊主」はある意味当たり前で、3日やったくらいでは効果やメリットを感じられず、やめてしまうのは仕方のないことです。
この続けた方が良い期間は、個人的に1ヶ月と考えています。
前述した僕の習慣も最初はきつかったのですが、今ではほとんど苦なく続けられています。
継続できた一番の理由は、やはり最低でも1ヶ月以上続けてみて、それなりのメリットを感じられるようになったからです。
たとえば、タスク管理をすることにより、優先順位を上手くつけることができ、仕事に追われたり、慌てなくてすむようになりました。
また、習慣にしたいこともタスクに組み込むことにより、すべて習慣化できているというメリットがあります。
経理をすることで、いま自分がいくら使っているか、いくらお金があるか常に把握できることにより、お金に対する不安が減りました。
お金の不安が減れば、心にも余裕ができ、
「今月は〇〇円しか使っていないから、あれを買っても大丈夫」
「いまは無理して仕事を取りにいくよりも、将来に向けて勉強をしておこう」
といった判断もできるようになります。
「やらないことリスト」を毎日見ることで、一度犯したミスを二度と繰り返さなくて済みます。
また、「やらないこと」を明確に決めておくことで、迷うことも少なくなり、時間の節約にもなります。
「やらないことリスト」には、たとえば「ブログを書かなくならない」といった習慣にしたいことについても触れています。
そのおかげで、他の習慣化にも貢献しています。
筋トレも、見た目の効果はまだわずかなのですが、昔よく言われていた「痩せてるよね」「細いよね」ということを最近は言われることが少なくなりました。
また、筋トレすることで気持ちもスッキリし、運動不足解消にもなり、その結果、寝付きも良くなるので継続できています。
ブログも、習慣の中では最もきつい部類のものではあるのですが、
- 自分の心・知識の整理につながる
- アウトプットすることでインプットするようになる
- 普段書いていることはお客様にもスラスラと説明できる
- 仕事のご依頼をいただける
など、多大なメリット・効果があるため続けられています。
これらの効果・メリットは、ある程度続けてから感じられるようになったものです。
この「続ける」という部分が一番むずかしいところではあるのですが、習慣にしたいことについては、
- 優先順位を高める
- 仕組みを作る
とともに、ぜひ「1ヶ月は続ける」ということをやってみていただければと思います。
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Postscript執筆後記
昨日はとある展示へ。今まで見たことがない表現方法と美しさに感動しました。
その後、友人たちとインド・ネパール料理を。
Something New一日一新
とある展示nomuno coffee & wine library 吉祥寺店