経理効率化のためにはインターネットバンキングを使おう。ネットバンクを使うメリット。
経理業務効率化のためには、インターネットバンキングが欠かせません。
ネットバンクを使うメリットをまとめてみました。
目次
振込手数料が安い
インターネットバンキングは、振込手数料が安いです。
窓口の場合、600〜700円くらいしますが、ネットバンクの場合は200〜300円ほどのところが多いです。
同一銀行内や、同一支店内、ネット専業銀行の場合は無料となることもあります。
仮に、月5件振り込むとすれば、ネットバンクを使えば毎月2,000円前後の節約になります。
メガバンクで法人の場合はそもそも利用手数料がかかることが多いですが、ネット専業銀行であれば無料のところがほとんどです。
銀行に行かなくていい
インターネットバンキングを使っていれば、自宅にいながら取引が実行できます。
振り込むときにもわざわざ窓口に行かなくて済みますし、後述する税金の支払いも自宅にいながら完結します。
明細もいつでもスマホやパソコンから見れますので、ATMに行って記帳する必要もありません。
売上の入金確認なども簡単です。
銀行までの移動時間、窓口で待たされる時間がありませんので、時間も節約できるわけです。
(会社員の場合、「銀行に行く」という口実でさぼる、息抜きすることができなくなりますが…笑)
会計ソフトに手入力しなくていい
インターネットバンキングを使う経理上の最も大きなメリットのひとつが、預金の取引をわざわざ会計ソフトに手入力しなくて済むということです。
ネットバンクがない時代には、「通帳を記帳し、それを見ながら経理担当者または税理士事務所が預金の取引を会計ソフトに入力する」というやり方が普通でした。
今では、口座は会計ソフトに連携するのが当たり前です。
銀行口座を会計ソフトに連携すると、自動で取引が会計ソフトに入ってきます。
正確には、「全自動」というわけではなく、全く手作業がゼロになるわけではありません。
一部を修正したり、取引を確認して「登録」といった作業はあります。
それでも、
- 取引日
- 相手先
- 金額
などは自動で会計ソフトの方に表示されるため、手間としてはかなり楽になり、取引日や金額を間違える可能性がないのは大きな利点です。
理論上は、預金の残高と会計ソフトの残高が合わないということもありません。(厳密には登録ミスなどで合わないケースもありますが、原因究明も手入力に比べれば簡単です)
税金の支払いが楽
インターネットバンキングを使っていれば、税金もペイジーやクレジットカードで払うことができます。
ネットバンクで税金を払えば、
- 窓口に行く必要がない
- 納付書を税務署に取りに行く必要がない
- 納付書を手書きする必要がない
- ペイジーなら手数料がかからない
- クレジットカードならポイントがたまる(手数料はかかる)
といったメリットがあります。
税金関係の申告はe-TaxやeLTAXという国や地方公共団体のシステムを使って行います。
これとペイジーやクレジットカード払いは連動しているため、申告後にワンクリックで払うこともできます。
法人であれば「ダイレクト納付」といって口座から好きなタイミングで引き落としにすることも可能です。
ご自身で申告を行えばそのまま払うことができますし、申告は税理士事務所に頼んでいる場合でも、税理士事務所から税金の納付に関する情報をもらえば、税理士が申告後、ご自身でネットバンクから払うことができます。
外注費や給料の源泉所得税や、フリーランスの方の個人住民税、従業員の給料から天引きしている住民税もネットバンクで払えます。
インターネットバンキングは最初の申し込み手続きが面倒で、使っていらっしゃらない方も見かけますが、一度手続きさえしてしまえばとても便利なものです。
長期的に見れば、多くのお金と時間を節約できます。
早めに手続きを済ませておきたいところです。
最初からネットバンクが前提の、ネット専業銀行を使うというのも手です。
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Postscript執筆後記
金曜から昨日までは引き続き車いすバスケ鑑賞。感情移入してしまい、金曜は嬉し泣き、日曜は悔し泣きでした。
次回のパラリンピックも楽しみです。
Something New一日一新
とある調べ物サティ タイ風チャーハン