紙の本・電子書籍のメリット・デメリットと使い分け。
紙の本と電子書籍にはどちらもメリット・デメリットがあります。
双方の利点・欠点を把握した上で、使い分けるのがおすすめです。
目次
紙の本のメリット・デメリット
速く読める
紙の本は何といっても速く読むことができ、読みやすいのがメリットです。
1ページあたりの文字数が多いため、同じ時間で多くの情報を頭に入れることができます。
ページをめくるスピードも電子書籍に比べて速いです。
読み進めたあとで前のページに戻ったり、目次を確認して別のページに移動するのも紙の本の方が速いかと。
図解などが多い本も、やはり電子書籍より紙の本の方が見やすいです。
ブルーライトを気にしなくていい
電子書籍はブルーライトが気になります。
ブルーライトを多く浴びると睡眠の質が落ちると言われていますし、特に寝る前はスマホやパソコン、タブレットの画面を見ないに越したことはありません。
紙の本の方が、寝る前の読書には適していると言えるでしょう。
ただ、Kindle Paperwhiteならできる限りブルーライトをカットしつつ電子書籍を読むことができます。
Kindle端末は、電子ペーパー技術E-ink(イーインク)を採用しており、ブルーライトが極限まで抑えられているからです。
僕も最近Kindle Paperwhiteを買いましたが、夜に風呂や寝る前に読んでも寝付きや睡眠の深さに影響はない気がします。
持ち運び・保管場所・処分に困る
文庫本なら大したことはありませんが、単行本や専門書などはそれなりの厚さ・大きさがあり、持ち運びに少し支障があります。
荷物が少ない方なら気にならないかもしれませんが、僕はだいたいパソコンを持ち歩いているので、他の荷物はできる限り少なくしたいところです。
また、紙である以上保管場所が必要です。
読んだ本をどんどん捨てたり売っていければ良いのですが、処分するにもそれなりの時間・エネルギーを使います。
(「処分を考えないといけない」というデメリットが読書の足かせとなる可能性もあります)
僕も本がたまらないように気をつけてはいるものの、やはり処分しなくても良いのであれば、しないのに越したことはありません。
電子書籍のメリット・デメリット
いつでもどこでも読める
電子書籍はKindleアプリやhontoアプリなど、無料のアプリをインストールしさえすればスマホでも読むことができます。
エレベーターやエスカレーター、信号待ち、混んでいる電車など、移動中にサッと出して読めるのが魅力です。
iPhoneやGoogleのPixel 5など、最近のスマホは防水ですので、風呂でも読書ができます。
スキマ時間も有効活用して、いつでもどこでも本が読めるのは電子書籍のメリットです。
値段が安い
電子書籍は紙の本に比べ数百円安いことがほとんどです。
安い金額で同じ内容をインプットできるのであれば、安いに越したことはないと考えることもできます。
(紙の本でも新刊をすぐに読んで売っていけば、それなりのリターンは得られますが)
ブルーライトが気になる
前述しましたが、スマホで読む場合、ブルーライトを浴びることになるのは電子書籍のデメリットです。
紙の本ほど速く読めない
スマホはもちろん、タブレットやKindle端末でも1画面に表示される文字数は紙の本に比べると少なくなります。
また、「あの辺りに戻りたい」と思ったときも紙の本よりは遅いです。
紙の本ほど速く読めないのは電子書籍の難点です。
また、図を多用している本はスマホでは読みにくく、Kindle Paperwhiteの場合もカラーで見れないのはデメリットです。
保管場所・処分を考えなくていい
電子書籍はデータですので、保管場所や処分を考えなくて良いのは大きなメリットです。
ほぼ無制限でスマホやKindle端末に入れっぱなしにできます。
家が狭かったり、ミニマリスト志向でも気にせず沢山本を買うことができます。
紙の本と電子書籍の使い分け方
以上のメリット・デメリットを考えた上で、僕は次のように紙の本・電子書籍を使い分けています。
Kindle Unlimitedにあるかどうか
今は月額980円で読み放題のKindle Unlimitedに入っています。
まずはこの対象になっているかを確認し、対象であれば迷わずKindle Unlimitedで読みます。
Kindle Unlimitedはお金を気にせず本を読め、読むか読まないかの決断も速くなるのでおすすめです。
専門書は紙の本を買う
専門書、特に税務関係の本は、本屋で中身を見てから紙の本を買うことが多いです。
専門書は繰り返し読み、調べ物の際に毎回色々なページに飛びますので紙の本の方が使いやすいからです。
図が使われていることも多いため、紙の方が見やすいということもあります。
ただ、最近はDTM関係の本を電子書籍で買い、モニターの方に電子書籍を映してパソコン側でDTMソフトを操作する、ということをやったりしていますが、意外とこれでも困りません。
その専門書をどれくらいの頻度で見るかにもよるかと思います。
あまり買いませんが、絶景などの写真集的な本や、寝る前のリラックスタイム専用の本なども、紙の本を買った方が良いかと思います。(あとはインテリアとして映える本とか)
Kindleで読んで紙の本を欲しくなったら買う
電子書籍の方が安く、パッと買ってすぐに読み始めることができます。
そのため、まずはKindleで読んでみて、どうしても紙の本が欲しくなったら紙の本を買うことにしています。
今のところあまりないのですが、先に紙の本を買い売ってしまったものの、もう一度読みたくなったら電子書籍で買うというのもありかと。
電子書籍なら、もう処分しなくて済みます。
紙の本も、電子書籍も両方使いこなしていけば読書の幅が広がり、インプット量も増えます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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Postscript執筆後記
住信SBIネット銀行で法人口座開設の手続きをしたのですが、昨日無事審査に通りました。まだHPもなく少し不安でしたが、無事口座が作れて良かったです。