独立したら“家で仕事”が効率的。自宅でも集中するには。
独立してからずっと家で仕事をしています。
自宅で仕事をする理由、自宅でも仕事に集中する方法についてまとめました。
目次
自宅で仕事をする理由・メリット
自宅で仕事をするのは次のようなメリットがあるからです。
オフィスの家賃がかからない
まずは事務所を借りた場合の家賃がかからないこと。
オフィスを借りるとなると毎月数万〜10万くらい、初期費用も家賃の数カ月分かかってしまいます。
オフィスを借りないことで固定費を下げることができれば、必要売上も減ることになります。
食べていくのに必要な売上が減れば、無理して仕事を取りに行ったり、望まない仕事を受けたりしなくて済むわけです。
そうすれば、より自分がやりたい仕事・望む仕事だけに集中することができます。
自分がやりたい仕事・得意な仕事であれば自然と集中でき、それが結果として効率化になります。
オフィスを借りない分、自宅にお金をかけることもできます。
移動がない
自宅で仕事をしていれば、通勤のための移動がありません。
通勤時間が浮くのはもちろん、着替えなどの身だしなみを整える時間も不要になります。
移動のための交通費もかかりませんので、経費の節約にもなります。
色々なことができる
仕事の合間に色々なことができるのも、自宅仕事のメリットです。
僕は掃除や洗濯などの家事をすることが多いですが、仕事の合間に家事をすれば息抜きになるだけでなく、仕事が終わった後の疲れた状態で家事に取り組まなくて済みます。
掃除や洗濯などを溜めにくくなる効果もあります。
また、仕事自体も色々なことができます。
オフィスやカフェで仕事をする場合、スペースの関係でできる仕事が限られたり、必要な書類やツールを家に忘れてしまってその仕事ができない、といったこともありえます。
家で仕事をしていれば忘れ物の心配は不要ですし、飽きたら別の仕事にすぐ切り替えることができます。
一方で、自宅仕事にはもちろんデメリットもあります。
自宅で仕事をするデメリット
「さぼってしまうかも」「集中できないかも」という不安
家だと
- 仕事をさぼってしまうかも
- 寝てしまうかも
- 集中できないかも
という不安があるかもしれません。
ただ、この辺りは工夫次第で何とでもなると感じています。
また、独立していれば、ある程度さぼっても最終的にきちんと仕事を仕上げれば問題ないとも言えます。
責任がすべて自分次第ですので、さぼりすぎるとお金が入ってこなくなりますので、一定以上さぼってしまうことはないと考えることもできます。
とはいえ、ワンルームで誰かと一緒に住んでいる場合など、ひとりになれるスペースが全くないと集中して仕事をするのは難しいかもしれません。
この場合は、
- カフェやコワーキングスペースに行く
- 独立を機に2部屋以上ある部屋に引っ越す
など、何かしら対策は必要になるでしょう。
運動不足になる
自宅仕事は移動がない分、運動不足にはなります。
これは仕方がないことですので、後述する立って仕事をする方法を試したり、仕事時間以外で意識的に運動する時間を作ることが必要です。
僕は
- 散歩
- 家で筋トレ
- 自転車に乗る
- プールに行く
といったことで運動不足を解消しています。
仕事とプライベートの切替えがしづらい
家で仕事をしていると仕事とプライベートの切り替えがしづらい、仕事終わりが曖昧になる、といった意見もあるかもしれません。
たしかに、会社員時代にテレワークをしていたときはそのように感じていました。
今日は仕事は終わったはずなのに、なぜか終わった感じがしないんですよね。
しかし、独立した今はそのように感じることはありません。
これは、
- 自分なりに仕事時間をおおまかに決めており、夜や土日は基本的に仕事をしない(執筆やコンサルティングなど一定のものはOK)
- 好きな仕事で仕事時間の最後を終える
ということを意識しているのが大きいと思います。
自宅でも集中して仕事をする方法
自宅仕事のデメリットも克服して集中できるように、次のようなことをやっています。
タスク管理
タスク管理は仕事術の根幹を成すものと考えています。
毎朝、その日に行う仕事をリストアップし、所要時間を見積もります。
そして、できるだけその見積もり時間内に終わるようにタイムアタック感覚で仕事に取り組んでいます。
これはTaskChute Cloudというツールを使って行っています。
個々のタスクごとにかけても良い時間を常に意識することで集中力が生まれますし、毎日タスクの所要時間の見積りをすることで、時間管理も上手くなります。
ポモドーロ・テクニック
ポモドーロ・テクニックとはタイマーを使って25分仕事→5分休憩というサイクルを繰り返す仕事術です。
こまめに休憩することで、集中力を保ちやすくなります。
5分休憩の間はトイレに行ったり、水の飲んだり、先述の家事をすることが多いです。
ポモドーロ・タイマーとしてはこちらを使っています。
ツール・ITに投資する
自宅仕事であまりお金がかからない分、効率化を助けてくれるような便利なツール・ITには投資したいところです。
僕は以下のようなツールを使っています。
無料でも十分使えるものもありますが、有料化してしまった方が良いものもあります。
ネット回線のスピードも大事です。
あとは、自分が好きなツールやITを使うというのも重要です。
好きなものを使うと、それだけでもある程度は楽しめます。
パソコンやモニター、机などは見た目が気に入ったものを使うというのもおすすめです。
僕は
- Mac
- Excel
- UiPath Studio X
- WordPress
- Visual Studio Code
などが好きなので、なるべくこれらを使って仕事をするようにしています。
立って仕事をする
ずっと座っていると飽きてきますし、運動不足にもなり、体にも良くありません。
そこで、スタンディングデスク(昇降デスク)を使い、一日のうち数時間は立って仕事をしています。
眠気防止にもなります。
家の中で移動する
狭い家だとなかなか難しいかもしれませんが、もしリビングの他に仕事部屋があり、いつも仕事部屋にいる場合はたまにはリビングで仕事をしてみるのも気分転換になります。
キャスター付きのデスクであれば、同じ部屋の中で机の位置を変えてみるのも良いでしょう。
昼寝
仕事をしているどどうしても襲ってくるのが眠気です。
眠気は我慢するより、少し寝てしまってさっさと解消する方が効率的だと考えています。
打ち合わせ前など、どうしても眠れないときはカフェインを摂ったり顔を洗ったりしますが、そうでないときは基本的に昼寝をしています。
ベッドや布団で寝ると長時間寝てしまいがちですので、床で寝るのがおすすめです。
床なら短時間で目が覚めますし、体の疲れを取るというより頭がスッキリします。
遅い時間に昼寝をしなければ、夜の睡眠にもそんなに影響はないと感じています。
好きな音楽をかける
好きな音楽をかけるというもの、心穏やかに集中するのを助けてくれると感じています。
僕はSpotifyでJAZZやlo-fi hip hopなどの歌詞のない音楽をかけることが多いですが、集中できれば動画などを流しながら仕事をしても良いと思います。
好きなものを流しながら仕事ができるのは独立後の特権です。
たまにはカフェに行く
「家で仕事」ではなくなってしまいますが、家で仕事を継続するためにたまにはカフェに行くのはありかなと。
僕も外出のついでに、週1,2回はカフェで仕事をしています。
やはり場所が変わると気分も変わりますし、お気に入りのドリンクを飲みながら仕事をするのはテンションが上がります。
集中できる仕事を選ぶ
何だかんだ一番大事なのが、仕事内容です。
自分が好きな仕事・やりたい仕事であれば自然と集中でき、捗るものです。
逆に、望まない仕事・苦手な仕事は手を付けるのも億劫になりがちです。
特に独立直後は簡単に仕事は選べるものではありませんが、徐々に入れ替えるなどし、集中できる仕事で満たしていきたいところです。
独立してひとりで仕事をしているのであれば、慣れや工夫次第で自宅が一番集中できる場所になりうると考えています。
サービスメニュー
Postscript執筆後記
今日は事業復活支援金関係、夕方に顧問のお客様と打ち合わせ。その後、夜に友人と電話で色々な話をしました。息抜きなってよかったです。